知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性 限界シリーズ (講談社現代新書) の感想
参照データ
タイトル | 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性 限界シリーズ (講談社現代新書) |
発売日 | 2012-09-28 |
製作者 | 高橋昌一郎 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 論理学・現象学 |
購入者の感想
3部作の2冊目。前著『理性の限界』で合理性が本質的に内包する限界に触れたのに続き、本書では人間が合理的に考えるためのツールである言語や考え方の限界を紹介している。実用向けのヒントはこちらの方が豊富。実務の世界でウィトゲンシュタインやファイヤアーベントの様に極論に振れることは不可能だが両端を知る事で無用な(哲学的な)悩みに陥らずに現実的な議論ができる点は有益と感じた。