コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日 の感想
参照データ
タイトル | コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 神足 裕司 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 9784023316959 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
クモ膜下出血を発症して六年半がたった神足さん。自分の生活も、それよりも何よりも家族の生活を大きく変えてしまった事を一番心配している。家族の苦労は自分の苦労の数十倍。身体が動かないことや、痛み、記憶が消えていく恐怖、死への恐怖。色々な辛さはあるけれど、家族は先の見えない恐怖と常に戦ってくれている。それと、こんな身体になってみなければわからない車椅子での生活。今まで気がつかなかった自分を悔いている。あるコラムで神足さんが書かれていた言葉だ。そんな毎日を綴った本だ。コラムの一つ一つが胸に刺さる。新聞は毎週欠かさず読んでいるけど、本になったと聞いて早速買った。僕は介護生活に突入して3年半。この本に励まさせている。購入してから何回も読み直した。