イセングリムの夜警 2 (朝日コミックス) の感想

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参照データ

タイトルイセングリムの夜警 2 (朝日コミックス)
発売日販売日未定
製作者紫堂 恭子
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022141149
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

「紫堂版・遠野物語」、2巻め。

主人公アメリアの元に突然お見合い話が舞い込む、それも3件同時に。
ようやく一緒に暮らし始めたばかりの兄(フランク)との生活をもう少し続けたいと悩む一方、
孤児院育ちの自分たちが村の中に溶け込むには話を受けた方がいいのか?とも思う。
「とりあえずやってみよう」と3件のお見合いに臨むアメリアだが、義両親(になるかもしれない)を前にして
緊張ばかり、更に自分の心が分からなくなってしまう。

そんなアメリアの前に森の夜警番であるウォルフが現れ、ささやきかける。
「君が迷うのは、まだ誰にも恋をしたことがないから」
そう言いながらアメリアの唇を奪おうとする<ウォルフ>。
「妹に近づくなと言ったはずだ」と止めにはいるフランク。
その時、森の奥から破魔の剣をたずさえたもう一人のウォルフが姿を見せる・・・。

アメリアの「婚活」(作者曰く)を縦糸に、森に潜む怪異(モノ)たちの跋扈を横糸に物語は進んでいく。

イセングリムの夜警1巻のレヴュワーの方が「途中で出版社がかわりませんように」
・・・と願っておられたが、残念ながらその願いは敵わなかった模様。
朝日新聞出版社からのコミックはこの2巻でおしまい。

移転先はすでに決定(2013年3月23日新装刊のハーレクイン社季刊誌「夢幻燈」こちらは紙媒体)している。
朝日新聞出版社版から同雑誌に移転する作品もいくつもある様子。
いろんな事情はあるのだと思う(「あとがき」で作者も少しフォローしているし)。
読者としては、なんとかついていくのみ。

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