ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営―入居率95%を誇る非常識なノウハウ の感想

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参照データ

タイトルボロ物件でも高利回り 激安アパート経営―入居率95%を誇る非常識なノウハウ
発売日販売日未定
製作者加藤 ひろゆき
販売元ダイヤモンド社
JANコード9784478001547
カテゴリビジネス・経済 » 産業研究 » 不動産 » アパート・ビル経営

購入者の感想

経済的に独立することの大切さを理解させてもらいました。「サラリーマンと不動産賃貸事業」というと必ずサラリーマンは借金しやすく節税効果も大きいということに明け暮れる本が多い中、投資の持つ本質を考えさせられました。今はこれだけですが何度も読み返したくなる一冊です。

何のことはない、ボロ物件を安く買い叩いて自分で修繕管理し賃借人を選ばず貸せばそれなりに高い利回りが得られるという内容。

この本で最も欠落している部分は「リスク」に対する説明だと思う。たとえば築年数の古い物件が地震等で倒壊した場合(免責にならない程度の地震で自然倒壊した場合)巨額の賠償責任が所有者には課せられる。株や債券と違い不動産は物件次第ではマイナスリターンにもなり得る事を頭に入れてほしい。それに加えこのような築年数が古く、駅から遠いボロ物件などは流動性が極めて低い。恐らく売却するときはタダでも引き取らないのでは?

空室率や建物そのものの倒壊リスク、日頃の管理の手間、高い管理費(不動産は一般的に築年数が古くなるほど管理等が増えてくる)などを考えると素人投資家がこの本で紹介されているようなことを真似したらそれこそ大怪我するのではないか?倒壊リスクの高い物件につっかえ棒の柱を入れて「リフォーム」と称しているのには失笑を禁じえない。

確かに著者が言うように不動産は証券化商品と違い相対取引が基本であるから、割安な値段でいい物件が手に入るというのは探しまくればある思う。しかしこの本で薦められているような物件を買う方は、その物件にはそれなりのリスクが織り込まれて安くなっているということを念頭に入れるべきだ(ハイリスクハイリターン)。

利回りの絶対値だけで判断してはいけない。10億のビルの10%の利回りとボロ物件での20%の利回りでは倍以上のリスクが内包されていると思う。

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