ワルイコトシタイ (花音コミックス) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルワルイコトシタイ (花音コミックス)
発売日2013-04-04
製作者桜賀めい
販売元芳文社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブコミックス

購入者の感想

ワルイコトシタイシリーズの初作。表紙の絵は癖が少なくて綺麗。それだけでも心惹かれる方が多いかもしれない。自分もそうでした。

キャラクターは、帝[Sッ気のある、二重人格生徒会長]×永遠[おバカで天然な、不良]という組み合せ。(ただし、不良といっても、形だけといってもいいくらいの、可愛いものです。)
ストーリーは、惹かれていく過程を丁寧に描いたという感じでは全くないので、ストーリー重視で、繊細で緻密な内容を求める方には不向きだと思う。この点はスピンオフカップルの東雲[年下の幼馴染みで不良]×幸村[ツンデレな副会長]のほうも同じくだが、自分はあとから読んだ東雲×幸村(コミック名『嫌いじゃないけど』)の方が断然好きです。

その理由…攻めである帝は、東雲と同じく受け(永遠)一筋なのだが、感情の起伏が少ないせいか(続巻で感情があらわになる場面もでてきますが)、永遠以外に興味がないというという設定のせいか、東雲の方が人としてかっこよく思える。
実は副会長である幸村のことは、友人として彼なりに気にかけているらしいことも、シリーズが進むと見え隠れするのだが、この初作の段階ではそういう感じは匂わないし。

永遠に関しては(天然で馬鹿というキャラのため)日本語まで怪しい(!)というのが、許容範囲ではあるものの、同じ天然・鈍感なら、幸村のほうが馬鹿由来の可愛さじゃない分、もっと可愛いと感じる。

二人の関係をみると、どちらも攻めに翻弄されまくりな受けだけど、東雲×幸村の方は、東雲が年下なこともあって、力関係のようなものがふっとが変わる場面もあるが、こちらは常に「帝優位」な感じ。その点がやや単調気味に思えるのかもしれない。

ただ、個人的には、東雲よりももっと頭の切れる帝の、その怜悧さは悪くはない。キャラ絵だけでいえば、東雲より帝のが好きだし。

ということで、癖のある優等生を好みの攻めだと感じる方や、天然系の元気な受けが好みだという方、あるいは可愛い感じの学園もの(という表現でいいのか?)を読みたいという方、それから、とにかく絵がイイ!と思った方は、初巻だし、どんなものか確かめてみるという意味で買ってもみてもいいのではないでしょうか?

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

ワルイコトシタイ (花音コミックス)

アマゾンで購入する
芳文社から発売された桜賀めいのワルイコトシタイ (花音コミックス)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.