TAKOM 1/35 ソビエト 重戦車 オブイェークト279 プラモデル の感想

異様な外観を持つこの戦車は核戦争（やだよ！世界が終わっちまうよ）下での活動を想定して設計され、戦術核の爆風で車体がひっくり返らないよう流体曲面（カネゴンの頭みたい）の車体で構成されてます。
この戦車を最初に認識したのは、MGS3というゲームに登場した時です。
あまりに印象的なシルエットだったので記憶に残りずっと気になっていました。

奇しくも同時期に3社から発売され、どのメーカーを選ぶべきか迷いましたが、縦のレイアウトでインパクトの強いパッケージとガスマスクに防護服姿のフィギュア付属が決め手となり、このタコムのキットを購入しました。

砲塔は二種類から選べる仕様で、インストは冊子になっており分厚く気合入ってるなと感じました。
キットのモールドはややもっさり気味ですが、問題なく組み立てられます。
ただ少し申し述べるなら、四本分ある履帯をランナーから切り離し一つ一つ繋げていく作業は結構大変かもしれません。
キット付属のフィギュアが良い感じで、肌が露出してないので肌の塗装が苦手な自分には気に入ったポイントです。

完成してみると130㎜戦車砲M-65が本当に長い！
火力も貫通力も凄そうで見た目が恐ろしげで強そうです。
この主砲は他の戦車でも幾つか採用されましたが、もともと海軍向けに開発された砲なので戦車で運用するには使い勝手が悪く現場からは評判悪かったようです。