願いごとをひとつだけ (ヴィレッジブックス) の感想

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ある事件で疑惑をかけられ、田舎に引っ越してきたヒーロー・ジュードは、
元格闘家でハリウッドスター。そんな彼が唯一、足を運ぶのがヒロイン・メイが営む画廊。

メイの生真面目なところや豊満な肉体に惹かれるジュードは、必死にアプローチ。
ところが、自分勝手な家族に囲まれたメイは、そんな彼の行動に戸惑うばかり。
ジュードがメイを諦めようかと思った矢先、
メイの弟がある男たちに「ジュードを殺せ」と脅される。
切羽つまったメイは、ジュードと弟を守るためにジュードの家へ。
メイが欲しくてたまらないジュードは・・。

原題「JUDE’S LAW」
特徴は自分勝手な家族の描写が妙に生々しいってことでしょうか。
さくさく読めますが、次回作に続くような終わりかたで、
ついつい自分勝手な人達が更生してくれることを期待してしまいます。
「秘めやかな約束」ほど熱くも切なくもないですが、少し似てます。
☆３．５