スター・ウォーズ:砕かれた帝国 (MARVEL) の感想

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主役は反乱軍グリーン中隊の女性パイロットのシャラです。
彼女の『エピソード6:ジェダイの帰還』の直後から退役するまでの数エピソードが扱われていて、
主に帝国軍残党との戦いの話となっています。

その任務の中でルーク、レイア、ソロなどが少し登場し、場を盛り上げています。
個人的感想ですが、話の展開が速いので、最初は面白くないように感じましたが、
シャラの感情を考えながら読み返してみると、味わい深い本だと思いました。

退役後の彼女がどうなったかについては『STAR WARS フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~』
にわずかですが描写されていましたので、そのことも踏まえると、よりいっそう感慨深いものです。

この本では、とある植物に関するなぞを残して終わっています。その植物にどのような意味があるのか。また、今後のSTAR WARSの話にどのように影響してくるのか、またしてこないのかはわかりませんが、記憶の片隅にしまっておこうと思いました。

巻末には、1977年4月に刊行されたマーベルによるスターウォーズコミック第一号がサービスで掲載されており、最近と昔の絵の違いをみることができます。