宇宙人ポール [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 宇宙人ポール [Blu-ray] |
発売日 | 2012-12-21 |
監督 | グレッグ・モットーラ |
出演 | サイモン・ペッグ |
販売元 | ジェネオン・ユニバーサル |
JANコード | 4988102114008 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » コメディ |
購入者の感想
これは名作です。
スピルバーグやMIBやエイリアンなどのパロディに、ロードムービーの現実逃避の快感を加えたコンセプトがまず素晴らしい。
サイモン・ペッグとニック・フロストのコンビも最高、ダメ捜査官コンビも可笑しい。
映像も脚本も丁寧に作られ、スピルバーグ(声)やシガニー・ウィーバーのカメオ出演始め、ディテールが嬉しい。
イギリス・アメリカ合作の、アメリカらしいアメリカを舞台にした映画ですが、劇中ポールが冷蔵庫を開けて「お、マーマイトがある」と言うセリフに見られるように、これはイギリス人の映画だと思います。
マーマイトをヌテラのような感覚でパンに塗って食べると、とんでもないことになります。
マーマイトを経験すると、あんなものを考えだしたイギリス人がEUから離脱するのもわからないではないと思うようになります。
(全くの余談ですが)アメリカン・ブルースがピンク・フロイドになってしまう謎も、少しわかるような気がしてきます。
この映画を気に入られた方には、是非マーマイトを試してみていただきたいと思います。
宗教やLGBTへの揶揄,、マリファナや少年の犯罪(万引き)の常套化、悪いスラングの意識的な羅列など、「Fワード」を「ピー」化して伏せるケースも見られるようになっている今のアメリカでは扱いにくいデリケートなファクターを屈託なく明るく描いていて、束の間、まだ映画に自由があった時代、「虚構世界なんだから何やってもいいじゃないか」という考えがベースにあった頃のムードに浸ることができます。
コメディであってもたちまち「いかがなものか」と叩かれるような今日、PG12(「親の同伴が適当・相当」という推奨レーティング)程度で成功させた制作者の手腕は見事なものだと思います。
Amazonに媚びを売るわけではありませんが、まったくノーマークだったものをPrimeのお陰で知ることができました。
今もまだ観ることができますが、それでも後にDVDかブルーレイを購入しようと思える、何度観ても幸福な気持ちになれる価値ある作品です。
スピルバーグやMIBやエイリアンなどのパロディに、ロードムービーの現実逃避の快感を加えたコンセプトがまず素晴らしい。
サイモン・ペッグとニック・フロストのコンビも最高、ダメ捜査官コンビも可笑しい。
映像も脚本も丁寧に作られ、スピルバーグ(声)やシガニー・ウィーバーのカメオ出演始め、ディテールが嬉しい。
イギリス・アメリカ合作の、アメリカらしいアメリカを舞台にした映画ですが、劇中ポールが冷蔵庫を開けて「お、マーマイトがある」と言うセリフに見られるように、これはイギリス人の映画だと思います。
マーマイトをヌテラのような感覚でパンに塗って食べると、とんでもないことになります。
マーマイトを経験すると、あんなものを考えだしたイギリス人がEUから離脱するのもわからないではないと思うようになります。
(全くの余談ですが)アメリカン・ブルースがピンク・フロイドになってしまう謎も、少しわかるような気がしてきます。
この映画を気に入られた方には、是非マーマイトを試してみていただきたいと思います。
宗教やLGBTへの揶揄,、マリファナや少年の犯罪(万引き)の常套化、悪いスラングの意識的な羅列など、「Fワード」を「ピー」化して伏せるケースも見られるようになっている今のアメリカでは扱いにくいデリケートなファクターを屈託なく明るく描いていて、束の間、まだ映画に自由があった時代、「虚構世界なんだから何やってもいいじゃないか」という考えがベースにあった頃のムードに浸ることができます。
コメディであってもたちまち「いかがなものか」と叩かれるような今日、PG12(「親の同伴が適当・相当」という推奨レーティング)程度で成功させた制作者の手腕は見事なものだと思います。
Amazonに媚びを売るわけではありませんが、まったくノーマークだったものをPrimeのお陰で知ることができました。
今もまだ観ることができますが、それでも後にDVDかブルーレイを購入しようと思える、何度観ても幸福な気持ちになれる価値ある作品です。