想定外のマネジメント の感想
参照データ
タイトル | 想定外のマネジメント |
発売日 | 2017-07-28 |
製作者 | カール・E・ワイク |
販売元 | 文眞堂 |
JANコード | 9784830949494 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA |
購入者の感想
専門用語や数式や理論でがんじがらめというよりは、逆にあたりまえの日常空間における記述がおおいので、むしろ深く考えずに通読してしまう恐れがあると肝に銘じて読んでいる。ハウツーのようでありながら、深い洞察に満ち、私ごときには新鮮さで輝かしい。
人はいつもハッピーでキャッチーで心躍る物事に好む。だから不確実なことより確実なことを求めたがるし、誤認や思い込みであっても確実なことを真実だと捉えてしまうと本書に書いてある。まさにその点に人間のミスや事故に至る端緒があると思えてならない。
本書の内容をよく読むには自分にはやる心をおさえ、内面をえぐる程の思考をシミュレートしてみないと表層におわりやすい。
できれば既刊邦訳書の「組織化の社会心理学」、「センスメーキング・イン・オーガニゼーションズ 」(いずれも文眞堂)は読んで、文脈の扱いや諸概念は理解があったほうが好ましい。なくても参照すると理解も深まるし、生半可な私の理解のし直しにもなる。
過去の事例をわが身に省みるため、すこしづつ読んでいる。本当の理解は数年かかっても、その期間も楽みたい。
価値のある書物である。末文ながら著者ももちろん訳出された方々に感謝です。ありがたい。
2017.09.13 osaka senbaにて
人はいつもハッピーでキャッチーで心躍る物事に好む。だから不確実なことより確実なことを求めたがるし、誤認や思い込みであっても確実なことを真実だと捉えてしまうと本書に書いてある。まさにその点に人間のミスや事故に至る端緒があると思えてならない。
本書の内容をよく読むには自分にはやる心をおさえ、内面をえぐる程の思考をシミュレートしてみないと表層におわりやすい。
できれば既刊邦訳書の「組織化の社会心理学」、「センスメーキング・イン・オーガニゼーションズ 」(いずれも文眞堂)は読んで、文脈の扱いや諸概念は理解があったほうが好ましい。なくても参照すると理解も深まるし、生半可な私の理解のし直しにもなる。
過去の事例をわが身に省みるため、すこしづつ読んでいる。本当の理解は数年かかっても、その期間も楽みたい。
価値のある書物である。末文ながら著者ももちろん訳出された方々に感謝です。ありがたい。
2017.09.13 osaka senbaにて