池上彰の政治の学校 (朝日新書) の感想

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参照データ

タイトル池上彰の政治の学校 (朝日新書)
発売日販売日未定
製作者池上 彰
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022734648
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

 政治・経済についての名解説役として各メディアで活躍されているおなじみ池上彰さんの本。日本の政治の基礎知識について非常に分かりやすく書かれていて、有難かったです。

目次は

ホームルーム:日本の政治、どこがおかしい?!
   一限目:選挙―小選挙区制で様変わり
特別授業・一:米国大統領選挙でわかる民主主義
   二限目:政党―政策よりも票集めと席取り
   三限目:国会―国会の主役はあくまで国民
   四限目:官僚―表で裏で政治家を操る
特別授業・二:「国家元首」をめぐるアラカルト
   五限目:ネットと政治
   六限目:ポピュリズム
ホームルーム:良い政治家と国民を育てるために
   
 私は創価学会員ですが、本書一限目に「公明党の基礎票」という項目があることに「おっ」と思いました。世間では「創価学会のことに触れるのはタブー」とかいう風評が存在するようで、池上さんがこの件について率直に話す度「池上彰が創価学会タブーを破っている」と言って喝采を送る方がおられるけれども、創価学会員としてはむしろ池上さんにその辺りガンガン切り込んでいただいて、世間の疑念を払拭してほしいくらいの気持ちです(あくまで一会員の意見だという点はご了解ください)。
 池上さん自身もテレビ番組などで、世間の一部の方がまことしやかに語る<創価学会タブー説>に対して「創価学会がタブーということはないでしょう」と話しておられたと思います。
 
 よく難癖をつけられる<政教分離>についても、この言葉の正確な意味、また憲法にこの規定が設けられた背景―戦時中の政府による国家神道強制―を知らない方が多いのか、それとも知っていて吹聴する確信犯なのかは分かりませんが、憲法上問題はありません。信教の自由と参政権は基本的人権です。信仰を持つ人が投票に行くこと、そしてまっとうな信仰者が集団活動をすることは憲法制定時に当然想定されていたと思います。公共の福祉の妨げになるようなことをしない限りは、集会や結社の自由も権利です。

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