動物はすべてを知っている (ソフトバンク文庫) の感想
参照データ
タイトル | 動物はすべてを知っている (ソフトバンク文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | J.アレン・ブーン |
販売元 | ソフトバンククリエイティブ |
JANコード | 9784797331486 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
相手が哺乳類であれば交流できて当然、という感覚が今や一般的かと思いますが、本の後半、大勢のアリさんたちや一匹のハエさんとも著者は交流できたのだと知り、よしもとばななさんではないですが、私もいまやハエも蚊もゴキブリもムカデも殺すなんてことできませ~ん!
何というか、人間として生きているなかで変化してきた自分の心、子供のころは虫なんか殺すの平気だったのが中年を過ぎたころから蚊を叩いただけでも胸が痛くなり、野ネズミを誤って殺してしまったときは何週間も胸が痛んで・・・これらは私事でしたが、要するにこういう本がある、ということがこの時代には必要であり、救いであり、喜びである、と言いたかったわけです。
信じない人たちにとっては「まったくバカバカしい」お話なのでしょうが、“それ”を体験している人たちにとっては、こういう本を勇気をもって世に出す、という行為は賞賛ものです。
訳し方についてのご意見もありましたが、たしかに良い本は良い訳で読みたい、と私も思いますが、私にとっては気に障るほどではありませんでしたので☆5つにしました。
何というか、人間として生きているなかで変化してきた自分の心、子供のころは虫なんか殺すの平気だったのが中年を過ぎたころから蚊を叩いただけでも胸が痛くなり、野ネズミを誤って殺してしまったときは何週間も胸が痛んで・・・これらは私事でしたが、要するにこういう本がある、ということがこの時代には必要であり、救いであり、喜びである、と言いたかったわけです。
信じない人たちにとっては「まったくバカバカしい」お話なのでしょうが、“それ”を体験している人たちにとっては、こういう本を勇気をもって世に出す、という行為は賞賛ものです。
訳し方についてのご意見もありましたが、たしかに良い本は良い訳で読みたい、と私も思いますが、私にとっては気に障るほどではありませんでしたので☆5つにしました。