サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(50周年記念2CDエディション) の感想
参照データ
タイトル | サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(50周年記念2CDエディション) |
発売日 | 2019-10-02 |
アーティスト | ザ・ビートルズ |
販売元 | ユニバーサル ミュージック |
JANコード | 4988031352212 |
Disc 1 : | サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ ゲッティング・ベター フィクシング・ア・ホール シーズ・リーヴィング・ホーム ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー ホエン・アイム・シックスティ・フォー ラヴリー・リタ グッド・モーニング・グッド・モーニング サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (リプライズ) ア・デイ・イン・ザ・ライフ |
Disc 2 : | サージェント・ズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (テイク9) ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ (テイク1 ? フォールス・スタート・アンド・テイク2 - インストゥルメンタル) ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ (テイク1) ゲッティング・ベター (テイク1 ? インストゥルメンタル・アンド・スピーチ・アット・ジ・エンド) フィクシング・ア・ホール (スピーチ・アンド・テイク3) シーズ・リーヴィング・ホーム (テイク1 ? インストゥルメンタル) ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト (テイク4) ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー (テイク1 - インディアン・インストゥルメンツ) ホエン・アイム・シックスティ・フォー (テイク2) ラヴリー・リタ (スピーチ・アンド・テイク9) グッド・モーニング・グッド・モーニング (テイク8) サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (リプライズ) (テイク8) ア・デイ・イン・ザ・ライフ (テイク1・ウィズ・ハムド・ラスト・コード) ストロベリー・フィールズ・フォーエバー (テイク7) ストロベリー・フィールズ・フォーエバー (テイク26) ストロベリー・フィールズ・フォーエバー (ステレオ・ミックス2015) ペニー・レイン (テイク6 ? インストゥルメンタル) ペニー・レイン (ステレオ・ミックス 2017) |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
購入者の感想
デモやテイク違いなど興味があっても、一度聴いたらもうおしまい、くり返し聴くことはないと思っていたので今まで買わずにいたのですが、ついうっかり魔が差したというか注文してしまった。CD2の「ストロベリーフィールズ」のテイク違いが何通りかが聴けるのですが、これがすばらしい。ジョン・レノンの生の声が、リアルに伝わってきて感動的。アルバムに収録された凝りに凝ったバージョンよりもストレートに聴く者の心に、何かが刺さってくる感じ。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」もビートルズの曲づくりの秘密が窺い知れて面白い。中間部は、ピアノのインストで演奏されるのですが思いのほかポールお得意のボードビル調なのがわかって興味深かった。出来上がったアルバムは、もちろん素晴らしいと思うが、サイケデリックで実験的な録音や編集によって作りこまれたことで、シンプルな曲の良さが見えにくくなっているのではないかと思ったりした。昔、「レット・イット・ビー」のネイキッドというのが出たことがありましたが(あまりネイキッド感は無かった・・・)、この別テイクの録音を聴いているとサージャントのネイキッドという感じがしてくる。資料的な価値というよりも、ただ繰り返し聴きたくなるようなCDでした。CD1の本編のリマスターも意外に良かった。右と左に分かれて聴こえてくるのが、当り前のように今まで聴いていたので、はじめは違和感があったのですが、やっぱり自然に聴こえてくるのもいいものですね(ただし、今までに聴こえてこなかったようなものが聴こえてくるような気がするところには違和感を感じてしまいますが・・・)。映像の方は、思っていたより短めではあるもののメイキングでのジョージ・マーチンの解説が面白かった。50周年記念だから豪華にしたいというのは仕方ないのかもしれないのですが、もうちょっとコンパクトな装丁でまとめて欲しかった。取り出したりが面倒だし、置き場所に困る。CDだけ取り出して、それ以外は押入れへ・・・となった。ただ、やっぱり買って良かった。