海獣の霊を呼ぶ女 [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 海獣の霊を呼ぶ女 [DVD] |
発売日 | 2016-09-23 |
監督 | エドワード・L・カーン |
出演 | チェスター・モリス |
販売元 | ランコーポレーション |
JANコード | 4571450820174 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ホラー |
購入者の感想
50年代B級ホラー・SF映画を代表するモンスターデザイナー、ポール・ブレイズデルの制作したシー・クリーチャーがあまりにも有名な作品。
珍しい女性モンスターなのに、胸はあっても容赦のないデザインとぎこちない動き(なにせ中の人はブレイズデル本人である)が印象的だが、映画もムーディーな怪奇映画として悪くない出来。
催眠術がまだ科学というより降霊術同様のオカルト的な物として扱われていた時代の、いかがわしさの漂う幻想ムードがなかなか魅力的なのだ。日本で言うとウルトラQの怪奇よりのエピソードに近い物がある。
監督は「暗闇の悪魔・大頭人の襲来」や「恐怖の火星探検」など、この手の映画はお手の物のエドワード・L・カーン。巻頭7分ぐらいで首をへし折られた死体をゴロゴロさせるあたりは当時としては扇情的で、旗揚げ直後からAIPがその路線を強く打ち出していることがわかります。
画質は5段階表示で3ぐらい。フィルムの傷が強く残っているところが数カ所あり、夜間の海辺シーンが多いせいもあってボンヤリした画面になっているところもありますが、全体としては鑑賞の妨げになるほどではないと思います。
チャプターメニューあり、日本語字幕のON/OFFのみの特典なし。
珍しい女性モンスターなのに、胸はあっても容赦のないデザインとぎこちない動き(なにせ中の人はブレイズデル本人である)が印象的だが、映画もムーディーな怪奇映画として悪くない出来。
催眠術がまだ科学というより降霊術同様のオカルト的な物として扱われていた時代の、いかがわしさの漂う幻想ムードがなかなか魅力的なのだ。日本で言うとウルトラQの怪奇よりのエピソードに近い物がある。
監督は「暗闇の悪魔・大頭人の襲来」や「恐怖の火星探検」など、この手の映画はお手の物のエドワード・L・カーン。巻頭7分ぐらいで首をへし折られた死体をゴロゴロさせるあたりは当時としては扇情的で、旗揚げ直後からAIPがその路線を強く打ち出していることがわかります。
画質は5段階表示で3ぐらい。フィルムの傷が強く残っているところが数カ所あり、夜間の海辺シーンが多いせいもあってボンヤリした画面になっているところもありますが、全体としては鑑賞の妨げになるほどではないと思います。
チャプターメニューあり、日本語字幕のON/OFFのみの特典なし。