ドラマCD サモンナイト~あの日のカケラ~後編 の感想

「サモンナイト２」の、アフターストーリーです。アフターでもあり、物語最初の発端である、マグナ達前世の記憶をたどる話です。もちろん上巻から聴くことを推奨。

ゲームをプレイされた方は、悲劇的な過去の結末をご存じかと思います。ゲーム中口頭で語られただけの過去が、この一枚で生々しく音と、声優さん達の演技によって紡がれてゆきます。

大切な友達、大切な女の子、自分の立場・・・全部守りたいと願っているのに、何一つ守れないでいるアルス。そのアルスを守るために、他者は全てを犠牲にしようとするイクシアンと、自分を犠牲にしようとするアルミネ。どこまでも純粋な３人が、悩み傷ついて選んだ答え。切ないです。

それらを知った三人の心に何がよぎるのか？三人の優しい関係は、ここで壊れてしまうのか・・・？感動してしまいます。

上下巻ともに、マグナがマグナらしくて好きです。そしてオマケ。前回控え室で起こった大事件の続きです。犯人が大変な目にあってます（汗）またこのCDでしか聴けないネスとアメルの黒いやりとりが入ってます（笑）のほほんとしてるマグナ君、アメルのさらっとした「ある一言」に軽くショックを受けたり。

本編が本編なだけに、ホッとして笑えますよ。

このCDではアメルの魅力がたくさん詰まってますね。ゲーム中そんなに思い入れは無かったのですが、これを聴いてとても魅力的に思えてきたから不思議です。