テンプルトン卿の流儀 (ウィザードブックシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | テンプルトン卿の流儀 (ウィザードブックシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ローレン・C・テンプルトン |
販売元 | パンローリング |
JANコード | 9784775971321 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託 |
購入者の感想
「大衆は悪いニュースに翻弄されやすく、しかもマスコミは好んでそれを大衆に提供するため、株式市場は周期的に大きな不安にさらされる。株式はその不安のせいで常に突出安の脅威に直面している。こんなふうに考えるなら、『手遅れになる前に株を手放せ』と株主をそそのかしてくれるマスコミはバーゲンハンターのうれしい味方だ。『空が落ちてくる!株を売って急いで逃げろ!』と騒ぎ立て、ある意味でバーゲンハンターの代理人の役目を果たしてくれる」
普通大幅に安い時に買うというのはなかなかできない。なぜか?。一つには、大幅に安いときまで待てないことだ。いつくるかわからない数年を待つ忍耐は一般投資家にはないし、投資しないでおいておく機会コストがかかる。ファンドは投資しなければ意味がない。もう一つには、大幅に安い時は怖いから買えないということだ。こちらはデータと信念を持って買う必要がある。
これらを解決するために、テンプルトン郷は、世界中の投資先をみることで広く探すこと、さらに時間軸を加えてみることで歴史との比較を用いている。世界中からみれば、どこかで安いものは見つかる可能性があるし、世界的・歴史的ににみて相対的に安くなっていることがあるからだ。今回の本では、定量的にテンプルトンの流儀が詳しく述べられているわけではないが、この本ではその流儀を理解することができる。あとは個々の投資家がどうその流儀を用いるか。それが問題だ。
これらを解決するために、テンプルトン郷は、世界中の投資先をみることで広く探すこと、さらに時間軸を加えてみることで歴史との比較を用いている。世界中からみれば、どこかで安いものは見つかる可能性があるし、世界的・歴史的ににみて相対的に安くなっていることがあるからだ。今回の本では、定量的にテンプルトンの流儀が詳しく述べられているわけではないが、この本ではその流儀を理解することができる。あとは個々の投資家がどうその流儀を用いるか。それが問題だ。