歴史が面白くなる 東大のディープな世界史 (2) の感想
参照データ
タイトル | 歴史が面白くなる 東大のディープな世界史 (2) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 祝田 秀全 |
販売元 | KADOKAWA/中経出版 |
JANコード | 9784046005076 |
カテゴリ | ジャンル別 » 歴史・地理 » 世界史 » 一般 |
購入者の感想
高校で世界史を履修していないと、読むのが難しいと思います。私は得意ではなかったが履修していても、
聞いたことのない用語も少なくなかったです。
また、「問題」そのものに答えるというよりも、「問題」を契機にしてその時代を解説するというスタイルが第二章
以降は顕著で、それは良いと思います。アメリカ独立戦争の意義は国際的なパワーバランスによって達せられた
というのは実に納得出来ました。
ただ、全体としてみると読者対象が誰なのかよく解りません。受験生には荷が重いでしょうし、社会人向けにしては
専門的な語りになったりしている部分が多く、かといって世界史の上級者向けというわけにはいかないような気が
します。
「東大世界史」というものを「アカデミズムの側から見たら何が論点か」と解釈して解説していますので、その部分に
興味がある方には読む価値があると思います。
聞いたことのない用語も少なくなかったです。
また、「問題」そのものに答えるというよりも、「問題」を契機にしてその時代を解説するというスタイルが第二章
以降は顕著で、それは良いと思います。アメリカ独立戦争の意義は国際的なパワーバランスによって達せられた
というのは実に納得出来ました。
ただ、全体としてみると読者対象が誰なのかよく解りません。受験生には荷が重いでしょうし、社会人向けにしては
専門的な語りになったりしている部分が多く、かといって世界史の上級者向けというわけにはいかないような気が
します。
「東大世界史」というものを「アカデミズムの側から見たら何が論点か」と解釈して解説していますので、その部分に
興味がある方には読む価値があると思います。