伝説のハッカーが教える 超監視社会で身をまもる方法 の感想
参照データ
タイトル | 伝説のハッカーが教える 超監視社会で身をまもる方法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ケビン・ミトニック |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822285500 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » IT » 情報社会 |
購入者の感想
アメリカの伝説的な元クラッカー、今はホワイトハッカーとなったケビン・ミトニック氏のセキュリティ本。
情報化社会における立ち振舞についてまとめられている実用書ですが、実話をベースにした内容が多々含まれており、セキュリティエッセイとしても楽しめる、そして、一部怖いと思ってしまう書籍です。
入社してすぐにオープンソース・ネットワークに関係する雑誌編集部に配属されたこともあり、またその当時の話も含まれていたりするので、非常に興味深く読み進めることができました。
個人的にソーシャルネット時代はインターネットにアップした、あるいは使った内容は公開されてしまうとは思ってはいたものの、この本を読むとこれから先のプライバシーの概念がさらに無意識に透明化してしまうのではと思わされる記述が多数ありました。また、どうやったら不可視になるか、あるいは、筒抜けになるかなど、目的としてはプライバシーを守るための実用書だとは思うのですが、裏を返すと攻撃にもつながるような解説が多々あって、いろいろと考えさせられました。
正直、自分自身のインターネット上のプライバシーをどこまで気にするかというのはこの先もずっと考えてしまうと思うのですが、その土台になる部分がより明確になる、そんな1冊です。
IoT時代到来の今、こういう本を教科書として読んでおくのも大事なんだろうなと。
情報化社会における立ち振舞についてまとめられている実用書ですが、実話をベースにした内容が多々含まれており、セキュリティエッセイとしても楽しめる、そして、一部怖いと思ってしまう書籍です。
入社してすぐにオープンソース・ネットワークに関係する雑誌編集部に配属されたこともあり、またその当時の話も含まれていたりするので、非常に興味深く読み進めることができました。
個人的にソーシャルネット時代はインターネットにアップした、あるいは使った内容は公開されてしまうとは思ってはいたものの、この本を読むとこれから先のプライバシーの概念がさらに無意識に透明化してしまうのではと思わされる記述が多数ありました。また、どうやったら不可視になるか、あるいは、筒抜けになるかなど、目的としてはプライバシーを守るための実用書だとは思うのですが、裏を返すと攻撃にもつながるような解説が多々あって、いろいろと考えさせられました。
正直、自分自身のインターネット上のプライバシーをどこまで気にするかというのはこの先もずっと考えてしまうと思うのですが、その土台になる部分がより明確になる、そんな1冊です。
IoT時代到来の今、こういう本を教科書として読んでおくのも大事なんだろうなと。