風男塾乱舞TOUR2014 ~一期二十一会~ (初回限定盤) [DVD] の感想

日比谷野音24曲
中野サンプラザ24曲
DVD 4枚組
これでAmazon価格7千円弱はかなり安い。

なんと言ってもパッケージがかっこいい。
野音の方は７色のサイリウムが会場を埋め尽くしたパッケージになっており、サンプラザの方は紙テープ噴射時のシーンがパッケージになっていてそれだけで興奮が沸き起こってくるというか宝物を手に入れたような気分になりました。

野音はちゃんとしたカメラが20数台入っていたという事もあり当然、カメラワークや編集なども凝っていて一人一人の表情やアップなども映し出されたり俯瞰で会場全体が映し出されたり臨場感が半端なかったです。

サンプラザの方は元々DVD化するつもりはなかったらしく、オマケ的な存在だから映像とか音声とかどうなのかなと不安なところもあったのですがそんな不安など杞憂に過ぎませんでした。
こちらの方もめちゃくちゃ良かったですし、普通に一枚のＤＶＤとして出せるぐらいです。
何よりオープニングで今までの風男塾の歴史を振り替える映像が流れるのですが、それだけで感動しそうになるくらい色々な事があったんだな～と思い起こされます。

野外と室内での音響や背景の違いを見比べて見るのも面白いと思います。
音響は室内の方が反響して響き渡ってDVD化する際には良いのかなと思ったのですが、なんと言っても野外は明るい空から夕暮れ、夜に変わっていくシーンの移り変わりが素晴らしかった。

爽やかな青空から、ライトやサイリウムに照らされた夜模様に変わって行く姿は何とも美しく鳥肌が立ちます。
セトリもそれに合わせて良く考えられていて、当時の新曲「BE HERO 」の時に丁度日が落ちて行くってのが天と打ち合わせでもしたのかと思うぐらい圧巻の演出です。
それと野外はやっぱり風景が見える分奥行きを感じるので、スケール感が味わえます。

そして一番の見所がパフォーマンスにあるでしょう。
どこぞのアイドルなんかと違い、生歌でしかも歌が上手い。