進撃の巨人(27) (週刊少年マガジンコミックス) の感想

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参照データ

タイトル進撃の巨人(27) (週刊少年マガジンコミックス)
発売日2018-12-07
製作者諫山創
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

前巻の緊張感みなぎるマーレからの離脱、サシャとのお別れときて、やっとパラディ島に帰ってきたエレンたち。
しかしもう‥これは本当に最終章なんですか先生???と思わずにはいられないほどの混迷ぶり。
戦鎚を食ったエレン、エレンの真意を見極めようと動くミカサとアルミンたち、イェレナの事実と嘘を見定めるピクシス、何かを掴みかけているハンジ、宿敵と向かい合うリヴァイ兵長、サシャを殺したガビが出会ったのはサシャがあの日救った少女‥
もうすべてが入り乱れて混迷を極め、物語の速度だけがものすごい勢いで増していきます。

そんななかで、ジークが語るラガコ村の場面がとても印象的でした。(少しネタバレ)
ジークがどのようにしてラガコ村の住民たちを無垢の巨人に変えたのかを説明するなか、それを聞いたリヴァイ兵長が、
「『その村』じゃない、『ラガコ村』だ」
と怒りを露わにするシーンがあります。
兵長はいつも、一人一人の死と向き合い、一人一人の生を背負う覚悟で戦いに臨んでいるんですよね。初期の頃から一貫して変わらない、人に優しいリヴァイ兵長らしい言葉に胸が熱くなりました。(この兵長のシーンや、エレンと104期の回想シーンは、とても進撃らしい、人物の心情によりそった描写で、本当に大好きです。)
仲間を思い苦悶する兵長がいつか報われてほしいですが、この先はまだまだ辛く苦しい展開が待っていそうです。
そして!!!!!最後にとんでもない爆弾が‥!!!!!もう心臓が持たない‥‥

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