NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) の感想
参照データ
タイトル | NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) |
発売日 | 2013-02-09 |
製作者 | ヨネダ コウ |
販売元 | リブレ出版 |
JANコード | 9784799712528 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブコミックス |
購入者の感想
可愛い、と書くも、勿論「ショタ系の可愛さ」にあらず、です(笑)。
3カップルのそれぞれ独立したストーリーですが、ヨネダコウの描く、男くさい彼らがここぞとばかりに見せてしまう
一瞬の《可愛さ》にクラクラしてしまいます。
短編ならでは。「囀る鳥は羽ばたかない」とは、また味付けの違いが楽しめる、そんな一冊です。
表題作「NightS」の、実は甘えた年下攻。
「感情スペクトル」の、高校生カップルの加速する気持ちをコントロールできない初々しさ。
隙を見せず、虚勢を張りたがる《男》という生き物が、無防備になったり、恋に狼狽えたりする様は…
もう、私達ってホントに大好物じゃないですか〜。なんとツボを心得ていらっしゃるんだろ、ヨネダコウって。
そんな男の《可愛い》に絞って言えば、「リプライ」が秀逸でした。
掲載分と描き下ろし。本誌の半分以上を占めるそれは、自動車販売店を舞台に、
営業マンの高見(攻)とメカニックの関(受)の、大人ゆえの繊細で、切なときめくラブストーリー。
営業と整備士。「売った後のアフターは丸投げ」な営業マンの尻拭いを請け負うことしばしば…な関。
そんな日々に、職種の違いによる偏見を持っていたが、異動して来た高見によって、それは覆っていく。
高見の、客にも関にも(ここがミソ!)丁寧で心配りのできる人間味に、やがて尊敬と親近感を抱いていき、
高見もまた、「仕事は真面目で腕は立つが、融通の利かない性分」と、関への印象を抱いていたが、
客のトラブル対処をきっかけに、それも好感へと変わっていく。
「リプライ」。タイトル通り二人の気持ちの変化が軸となり、いつの間にか芽生えた感情が、
「投げかけ」と「返答」の過程でさらに進行し育ってく。
噛み合わない想いが切なかったが、それすらも甘い反動となって胸に押し寄せるクライマックス…。
気持ちを繋いでからも、押しの強い高見の姿勢に戸惑う関が可愛くて仕方ない。
3カップルのそれぞれ独立したストーリーですが、ヨネダコウの描く、男くさい彼らがここぞとばかりに見せてしまう
一瞬の《可愛さ》にクラクラしてしまいます。
短編ならでは。「囀る鳥は羽ばたかない」とは、また味付けの違いが楽しめる、そんな一冊です。
表題作「NightS」の、実は甘えた年下攻。
「感情スペクトル」の、高校生カップルの加速する気持ちをコントロールできない初々しさ。
隙を見せず、虚勢を張りたがる《男》という生き物が、無防備になったり、恋に狼狽えたりする様は…
もう、私達ってホントに大好物じゃないですか〜。なんとツボを心得ていらっしゃるんだろ、ヨネダコウって。
そんな男の《可愛い》に絞って言えば、「リプライ」が秀逸でした。
掲載分と描き下ろし。本誌の半分以上を占めるそれは、自動車販売店を舞台に、
営業マンの高見(攻)とメカニックの関(受)の、大人ゆえの繊細で、切なときめくラブストーリー。
営業と整備士。「売った後のアフターは丸投げ」な営業マンの尻拭いを請け負うことしばしば…な関。
そんな日々に、職種の違いによる偏見を持っていたが、異動して来た高見によって、それは覆っていく。
高見の、客にも関にも(ここがミソ!)丁寧で心配りのできる人間味に、やがて尊敬と親近感を抱いていき、
高見もまた、「仕事は真面目で腕は立つが、融通の利かない性分」と、関への印象を抱いていたが、
客のトラブル対処をきっかけに、それも好感へと変わっていく。
「リプライ」。タイトル通り二人の気持ちの変化が軸となり、いつの間にか芽生えた感情が、
「投げかけ」と「返答」の過程でさらに進行し育ってく。
噛み合わない想いが切なかったが、それすらも甘い反動となって胸に押し寄せるクライマックス…。
気持ちを繋いでからも、押しの強い高見の姿勢に戸惑う関が可愛くて仕方ない。