未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる (文春文庫) の感想

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タイトル未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる (文春文庫)
発売日2015-11-10
製作者ちきりん
販売元文藝春秋
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

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【ポイント】
・産業革命期の変化
⇒・農村から都市への大規模な人口移動が起こり、・農業従事者や家内手工業の職人から、工場労働者へと働き方がシフトし、・1人当たりの所得が増大して、・消費ブームが起こりました。
⇒負の側面として、・長時間にわたる画一的な作業労働が人々のストレスの源となり、・家族の絆や伝統文化がないがしろにされ、・大規模工場や大量輸送機関によって自然破壊と環境汚染が起こり、・急速な変化についていけない人たちが、都市部で貧困層を形成しました。

・ITの進化は、これまで圧倒的な力をもっていた国や大企業などの大きな組織から、今まではそれらに従属するしかなかった個人や、個人が集まっただけのネットワークへ、パワーシフトを起こしています。

・これまでの社会では、できるだけ多くのストック、すなわち資産をもつことが有利とされていました。資産とは貯金のことでもあり、家族や同級生などの人的ネットワークや、大学の卒業証書や資格などの肩書きも含め、過去において手に入れ「ストックしてあるモノ」。けれど今後、人生100年の時代になれば、ストックが多いことより、その時々になんらかの価値を生み出し続ける「フローの力」の方が重要になります。
・長生きの可能性が高まると、いくら貯金=ストックをもっていても不安は尽きないけれど、稼ぐ力=フローを得る力がある人は、ストック型の人より安楽に構えていることができます。いわば、「過去に貯めた資産をもつ人から、稼げる人へのパワーシフト」が起こる
⇒過去に築いた人的資産の質と量ではなく、何歳になっても新たな人的関係を構築していく能力が問われる時代となる
⇒過去に貯めたものだけではもたないほど人生が長くなると、たくさんの資産をもつ人から生きる力のある人への、パワーシフトが起こる

・需要が圧倒的に大きな市場で手に職をつければ、それとは一線を画した新しい働き方が手に入ります。それは一定期間働くごとに、リフレッシュや個人の趣味のため、そして家族のために、数カ月から一年もの休みを挟むという、いわば「間欠泉的なキャリア」
・大事なのは「資格の有無」ではなく「市場のニーズの有無」

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