サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書) の感想

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タイトルサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)
発売日2018-04-20
製作者三戸政和
販売元講談社
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購入者の感想

資産作りに興味のある方なら、知らない人は居ないであろう「サラリーマン大家」。
かぼちゃの馬車などの大事件を経てもなお、サラリーマンを煽りまくる不動産投資入門本は後を絶たない。
本書はその「サラリーマン大家」を煽る投資本と全く同じ構成の、「サラリーマン社主」を煽る入門本である。

今では不動産投資は全然もうからないと、大抵の人に知れ渡った中で
これからの10年程度、儲かるのは「社主」だと、サラリーマンを煽りまくるブームの幕開けとなりそうな本だ。
これから来そうなブームを予習して、怪しい話に乗らないために早めに本書を読む事をお勧めする。

前半部分はゼロからイチを作る起業はやめておけという説明と
中小企業に足りなくて、大企業に勤務している方が備えている物を丁寧に書いてある。
ベンチャーも飲食も難しい理由を、一般論だが丁寧に書いてある。
中小企業に比べて進んだ大企業の常識を持ち込めば、非効率を一層できて収益を向上できるとも書いてある。

後半では、この本の主題である
純資産がほぼ無く(減価償却しきった設備ばかり)で
借入金があると会計上では非常に悪く見えるから
数百万円から会社が買うことが可能と筆者は言う。

数百万円で会社を買って、大企業で使用されている最新のワークフローを持ち込めば
サラリーマン時代より活躍できたり、稼ぐことができるかもしれない。そう筆者は言う。

間違いではないだろう。
そういう例はある。

しかしそれは、経営センスのない昔ながらの大家が持っている
ボロアパートは市場では低く評価される。
数百万円のボロアパートを買って、若いイカしたセンスで
リフォームと壁塗り替えを行えば、空室ばかりだったアパートが利回り20%の高収益物件に!!!!

と、煽るサラリーマン向けの不動産投資本と全く同じ煽りに見える。

ぼろ物件で発生する、給湯器が寿命(10年)で壊れ
1台20万円の出費×8部屋分で160万がドカンと出ていく恐怖

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