光と君へのレクイエム の感想

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参照データ

タイトル光と君へのレクイエム
発売日2013-10-09
アーティスト山下達郎
販売元ワーナーミュージック・ジャパン
JANコード4943674153268
Disc 1 :光と君へのレクイエム
コンポジション
光と君へのレクイエム (Original Karaoke)
コンポジション (Original Karaoke)
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

原作も、読みました、単純で、奥の深いストーリーです。なぜか印象に残るストーリーです。

映画『陽だまりの彼女』の主題歌として作られた曲のようですが、純粋に達郎の歌として楽しむことになるでしょう。
長年達郎の音楽に親しんでいると、どんなタイプのものが出てきても平気になってしまいますが、この手のものは久しぶりのような気がします。聴いていると時々、『風の回廊』や『マーマレード・グッバイ』などを思い出してしまいます。そう、80年代後半あたりの音が新たな姿で戻ってきたような気がしてしまいます。
でも、歌詞をよく聴くと悲しい気分になります。失恋というのとも少々違う、だけど恋愛の終りが歌われているんですね。それがこの音で歌われているので、余計に切ない気分にさせてくれます。よくよくタイトルを見てみれば、「レクイエム」とあるので、決してハッピーな歌ではないのは分かっていたはずですが。
一転、『コンポジション』は静かな大人の歌を感じさせます。これもテレビ番組『第二楽章』のテーマソングです。こちらは何回か番組も観ましたが、雰囲気が出ているというか、テーマソングにはこれしかないという感じでした。歌だけを改めて聴いても、穏やかな気分になります。これも歌詞をよく聴くと決して単に穏やかというわけではないのが分かりますが、こちらはあくまでも音の雰囲気で楽しんでしまいます。

シングルとしては2年半ぶりだそうで、それも映画やテレビ番組の主題歌として発表されているもので、こんな具合でしかシングルが出てこないというのは寂しい限りです。ライブもアルバムも楽しんでいますが、この年この季節にはこの歌というのがもっとあってもいいように思いますが、今の音楽業界事情を考えると難しいのでしょうか。

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