外道の歌(5) (ヤングキングコミックス) の感想
参照データ
タイトル | 外道の歌(5) (ヤングキングコミックス) |
発売日 | 2017-12-25 |
製作者 | 渡邊ダイスケ |
販売元 | 少年画報社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
社会の不合理や法で裁くことが出来ない悪人に対して、必殺仕事人やザ・ハングマンばりに主人公たちが私刑を科すシリーズ。個人的には第4巻まで、それなりに楽しく読んでいました。第5巻については、話を膨らませ盛り上げるためには仕方がない面もあると思いますが、そのためか若干テンポが悪く、中弛みになってしまっている様に感じました。
本作の面白さはタイトル通り「外道」に対する懲罰行為によってカタルシスを得るという流れかと思います。しかし、シリアルキラーである連続殺人鬼は、確かに外道なのですが、一般人と絶対に相容れることが出来ない価値観に沿って動いている為に、私刑に処したとしても、カタルシスは得にくいのではと感じる心配がひとつ。
また、ブラック企業の経営者は確かに悪人ですが、被害者が亡くなった原因を、間接的に作り出している存在にしか過ぎないので、小物感が溢れ、なんとなく盛り上がりに欠けてしまったのではないかと感じました。ただ、いくつかの布石がうたれてますので、ここからの展開によって盛り上がりの期待も大きいので、次巻以降も楽しみにしたいと思っています。
本作の面白さはタイトル通り「外道」に対する懲罰行為によってカタルシスを得るという流れかと思います。しかし、シリアルキラーである連続殺人鬼は、確かに外道なのですが、一般人と絶対に相容れることが出来ない価値観に沿って動いている為に、私刑に処したとしても、カタルシスは得にくいのではと感じる心配がひとつ。
また、ブラック企業の経営者は確かに悪人ですが、被害者が亡くなった原因を、間接的に作り出している存在にしか過ぎないので、小物感が溢れ、なんとなく盛り上がりに欠けてしまったのではないかと感じました。ただ、いくつかの布石がうたれてますので、ここからの展開によって盛り上がりの期待も大きいので、次巻以降も楽しみにしたいと思っています。