セブン・シスターズ [Blu-ray] の感想

この作品は、約25年後の2043年の"dystopia"の世界では、過剰な人口爆発による
食料・資源の枯渇を目の前に控え、今まさに一人っ子政策を余儀なくされた人類
の中で30年後の2073年7人の姉妹が、CAB(Child Allocation Bureau)から命を狙わ
れるファンタジー・サスペンス映画です。

※ネタバレを含みます。

物語は、とある病院で両親のいない一卵性7つ子が生まれますが、既にその時に
は世界では一人っ子政策がとられ、第二子目からは、その子を未来の希望として
冷凍保存を余儀なくされてしまうという状況の中、彼女達は、祖父テレンス(ウィ
レム・デフォー )のはからいで難を逃れます。

町では、”dystopia”特有のプロパガンダ放送が流れています。
" Children are the future."
" With cryosleep ,we’ll make sure your child
peacefully , humanely. "

祖父は彼女たちの名前をマンディーから始まる曜日にし、一人ずつ交代で外出す
るルールを作ります。外出するにあたって、一卵性のよく似た容姿から”同一人物”
を演じる事となり、情報を事細かに共有し、例えば、ケガをした場合も同じよう
に傷を共有します。(子供に対する過激な描写があります。)

30年間、うまくいっていた生活もマンディーが、いつものように出社すると同僚
からこのように言われます。
” I’m onto you. "
その後、彼女は、家に帰らなくなり、他の6人は、何故かニコレット・ケイマン
(CAB幹部：グレン・クローズ)から口封じのために命を狙われるというストーリ
ー展開となります。

始め一卵性七つ子の設定がいくらファンタジー映画とはいえ、「ハリーポッター
」とは違い、近未来を扱っているのであまりにも度がひどすぎるように感じ、脚