ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンコミックス) の感想
参照データ
タイトル | ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンコミックス) |
発売日 | 2012-09-28 |
製作者 | 幸村誠 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
農業編の続きです。
前編と違い、大きな話動きがなく若干盛り上がりが欠けますが長期連載としてトルフィンの今まで行った償いを葛藤して答えを見つけるのに大切な話を丁寧に綴られているのかなと思います。
前巻と変わらず話に動きはありませんが、徐々に抜け殻だったトルフィンが人間らしさを出していくのが面白さがありました。
復讐の毎日でそれしか考えられなかった過去の自分から、呪縛が外れていき本来の自分に答えを見つけられそうで次の展開が気になります。
前編と違い、大きな話動きがなく若干盛り上がりが欠けますが長期連載としてトルフィンの今まで行った償いを葛藤して答えを見つけるのに大切な話を丁寧に綴られているのかなと思います。
前巻と変わらず話に動きはありませんが、徐々に抜け殻だったトルフィンが人間らしさを出していくのが面白さがありました。
復讐の毎日でそれしか考えられなかった過去の自分から、呪縛が外れていき本来の自分に答えを見つけられそうで次の展開が気になります。
中弛みを嫌がる人も居るかもしれませんが、物語には、必ず起承転結があります。
で、決になるまでの連載時期に、承の話を嫌がる人が多いのですが、此処を丁寧に描くかどうかで、
完結した時に読む醍醐味が変わります。
今となっては、ベルセルクの黄金時代篇も、短いと感じます。
単行本一巻につき、あれこれ述べるのも結構ですが、作者は、物語の設計で何処に主軸をおき、それへの
布石として、中弛みを何処に設置しているのかを、我々も読み取ろうとするべきだと思います。
一話毎、一巻毎に起承転結をつけいては、物語は成立しません。
で、決になるまでの連載時期に、承の話を嫌がる人が多いのですが、此処を丁寧に描くかどうかで、
完結した時に読む醍醐味が変わります。
今となっては、ベルセルクの黄金時代篇も、短いと感じます。
単行本一巻につき、あれこれ述べるのも結構ですが、作者は、物語の設計で何処に主軸をおき、それへの
布石として、中弛みを何処に設置しているのかを、我々も読み取ろうとするべきだと思います。
一話毎、一巻毎に起承転結をつけいては、物語は成立しません。