漫画 君たちはどう生きるか の感想

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参照データ

タイトル漫画 君たちはどう生きるか
発売日2017-09-19
製作者吉野源三郎
販売元マガジンハウス
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » 思想・社会 » 思想

購入者の感想

答えを教えてくれるような本ではない
絶対的な答えのない問いに自分なりに答えを出さなければならない

漫画部分と、小説部分がちょうどよく合わさって、オリジナルの世界観が伝わる本だと思います。小四の子供は、小説部分はスルーする所もありますが、すごくこの本が好きで、繰り返し読んでいます。大切なことが、ちゃんと子供たちに伝わる、良い本だと思います。私も、何度も読んで、何度も感動しています。

漫画になって解りやすくなっているが、大人が読むにはちょっと薄いかなと思われます。
子供に読んでもらい、何か感じてもらえれば良い本だと思います。

冒頭コペルニクス、ニュートンを持ち出して科学的思考について触れるのであれば、科学の根本的思想である懐疑主義について触れるべきで、徹底的に疑い抜いて実験を繰り返して、その結果として仮説を真実と確信できるのであり、その辺りがふわふわしています。
当方は、ある人物が何かを主張していたとして、それが信用できるか判断する上で、論として整合しているのかに加えて、その人物の行動と矛盾していないかも重視しています。このオジサンは書生というかまぁ無職のニートな訳ですよね。この時代の書生は富豪の子弟で家業を継ぐ資質なしと判定されたヒトが犯罪だけはヤメロといわれて、金渡されて遊んでいた訳で、正統を継げずに生産に携われないひがみ根性からくる一方的な財産を軽視する姿勢が見てとれます。実利に徹して財をなすのがいかに難しくストイックなのかその辺も強調すべきでしょう。蓄財とはたくさんヒトの役に立った証という側面もあり、そのより良い使い方にこそフォーカスするべきであって、財は不浄などと言って税金として巻き上げ軍事費として使いまくった軍国主義日本のやり口に思いをはせずにはいられません。
格差は、恵まれている人は気付きにくいなどと言いますが、上も下も見ればきりがなく、アラブの石油王に生まれれば楽だろうし、イラクなどに生まれれば子供でも爆弾持って走らさせられていたかも知れないので、現代日本人は皆幸福であることに感謝すべきです。そして結局のところ、人類の歴史というものを継承するのであれば、個人は与えられた場所と条件で頑張るしかないのではないでしょうか?
やたらマッチョな上級生が出てきますが、あれは戦前日本社会の象徴なんですかね。結局こども社会も大人社会の縮図であり、社会の共通善に合わないヒトを排除しようとする作用がいじめの一側面ではあるのでしょう。今見るとアレですが、あの時代的には上級生は礼儀を教えているだけで、通常の行動でしょうね。弱いものが勝手に忖度してお互い争ってという力学がいじめにはあるように思います。こどもは社会に適応せねばならず、社会は存続のために生産性を高めねばならないという構造があるかぎり、葛藤というものはなくならないでしょう。すなわち社会がある限りいじめはなくならないのでしょう。残念なことではありますが。

冒頭コペルニクス、ニュートンを持ち出して科学的思考について触れるのであれば、科学の根本的思想である懐疑主義について触れるべきで、徹底的に疑い抜いて実験を繰り返して、その結果として仮説を真実と確信できるのであり、その辺りがふわふわしています。
当方は、ある人物が何かを主張していたとして、それが信用できるか判断する上で、論として整合しているのかに加えて、その人物の行動と矛盾していないかも重視しています。このオジサンは書生というかまぁ無職のニートな訳ですよね。この時代の書生は富豪の子弟で家業を継ぐ資質なしと判定されたヒトが犯罪だけはヤメロといわれて、金渡されて遊んでいた訳で、正統を継げずに生産に携われないひがみ根性からくる一方的な財産を軽視する姿勢が見てとれます。実利に徹して財をなすのがいかに難しくストイックなのかその辺も強調すべきでしょう。蓄財とはたくさんヒトの役に立ったという側面もあり、そのより良い使い方にこそフォーカスするべきであって、財は不浄などと言って税金として巻き上げ軍事費として使いまくった軍国主義日本のやり口に思いをはせずにはいられません。
格差は、恵まれている人は気付きにくいなどと言いますが、上も下も見ればきりがなく、アラブの石油王に生まれれば楽だろうし、イラクなどに生まれれば子供でも爆弾持って走らさせられていたかも知れないので、結局人類の歴史というものを継承するのであれば、与えられた場所で頑張るしかないのではないでしょうか?
やたらマッチョな上級生が出てきますが、あれは戦前日本社会の象徴なんですかね。結局こども社会も大人社会の縮図であり、社会の共通善に合わないヒトを排除しようとする作用がいじめの一側面ではあるのでしょう。今見るとアレですが、あの時代的には上級生は礼儀を教えているだけで、通常の行動でしょうね。弱いものが勝手に忖度してお互い争ってという力学がいじめにはあるように思います。こどもは社会に適応せねばならず、社会は存続のために生産性を高めねばならないという構造があるかぎり、葛藤というものはなくならないでしょう。

まだ読みかけなので、なんともカントもかな。哲学的というか人生のハウツー本というか読む方の??

最近話題の漫画化本、原作は未読。
漫画化とはいえ、随所に叔父さんのノート(文章)が登場し、読書のペースが変化することに読みづらさを感じた。
しかし、そのノートこそがこの本の醍醐味である。
哲学を彷彿とさせるそのノートは、何回も読んで反芻し、自分の人生につなげたいと思える素晴らしい内容だった。

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