これでおしまい 我が老後7 (文春文庫) の感想

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参照データ

タイトルこれでおしまい 我が老後7 (文春文庫)
発売日2014-05-09
製作者佐藤 愛子
販売元文藝春秋
JANコード9784167901059
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » さ行の著者

購入者の感想

佐藤愛子さんは、85歳のときに
月刊誌で連載が始まったこの
『これでおしまい』エッセイシリーズと
最後の長編小説『晩鐘』を世に出すと

「もう書くこともなくて
空っぽだ。辞めよう」と、いったん
仕事にケリをつけた。

けれども、仕事をしなくなると
訪ねてくる人もいないし
電話もない。朝起きる必要もない。
生活に張り合いがなくなって、
うつ病のようになってしまったという。

そこに女性週刊誌の連載の依頼が舞いこみ、
元気復活。
連載『九十歳。なにがめでたい』が書籍になると
ベストセラーに。

93歳のいま
「なにを自分の幸福だと思うかというと、
仕事ができるだけの体力が
90歳になってもあること。
働かないより働いている方が、私は幸せ。
人間、働くようにできてると思う」。

本書で「完老」を宣言した
佐藤さんの復活がうれしい。

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