永田町アホばか列伝 の感想

Youtubeでたまたま 『報道特注』 という番組を観るようになってから、私はたちまち足立さんの熱烈なファンになってしまった。
そして、「報道特注」や足立さんのことを好きになったおかげで、「政治」というものに今までにないような掻き立てられる興味を持てるようになったと言っても言い過ぎではない。そういう人は意外と多いのではないかと思う。政治や国会というものは、批判の応酬ばかりでちっとも興味を持てない、見ていてもクソつまらないものだとずっと感じていた。

しかし、『報道特注』のようなラフなスタイルでの政治談義や裏話を観るにつけ、人間的に足立さんという人は多分嘘をついたり、腹黒さ、人としてウラオモテというものがない人のように見受けられた。いや、間違いなくそうだろう、この人は絶対に信用できる人だとそう感じた。それに加えて、いかにも関西人らしい愛嬌のある足立節「アホバカ」が炸裂するのが何とも面白い。足立さんのことが大好きになって、国会中継や政治に興味を持つようになったと言う人はとても多い。私は、足立さんのような頼もしい人がもっと国政に出てきたら、国民は今よりももっと政治に興味を持てるようになるだろうなと思っている。

大好きな足立さんが初めて本を出すということで、私は迷わず買った。
『アホばか列伝』 というタイトルからして、アホな議員を「アホばか」で、さぞかしメッタ切りにした内容なのだろうと思っていた。
しかし、正直言うと私にとっては、本書の内容がどうこうよりも、足立さんという国政の一政治家が今の国会、今の政治家について、いったいどんなことを書いているのか（真意）について、かなりの興味を持っていた。何故なら、そこには足立さんの国を導く未来の指標が必ず書かれているはずだと、そう思っていたからだ。その点に興味があるのは、私だけではないはずだ。