アルスラーン戦記(8) (週刊少年マガジンコミックス) の感想

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参照データ

タイトルアルスラーン戦記(8) (週刊少年マガジンコミックス)
発売日2017-11-09
製作者田中芳樹
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

アルスラーンのキャラクターは、原作ではカリスマ少年、アニメではややヒロイン、そして荒川版コミックでは・・・わりと普通の少年。
なのでこの先、宝剣とかその辺の説得力をどうしていくのかなぁ・・・と楽しみでもあります。
二部はさしおいて、たとえば征馬孤影のあとはいったんダリューンとナルサスから離れ独り立ちし成長・・・などのオリ展開を期待してますがナイかなぁ。

今回はアルスラーン激おこの表情のコマ小分け最高でした。どんだけ恐い顔してたんだろうって、読者の想像にお任せなw
ダリューンの「ご心配おかけしましたー」な笑顔もかわいい。
ガーデーヴィの顔芸連鎖。
ジャスワントのツンデレ。
硬派と萌えのコラボに見所満載でした。やっぱりコマ割りうまいなぁ。

原作3巻「落日悲歌」中盤の展開になります。
VS戦象部隊や神前決闘でのダリューンの迫力ある戦いを視覚的に楽しめるのは漫画ならでは。
ダリューンが危機に陥ったときのナルサスやアルスラーンのレアな表情、
ガーデーヴィやラジェンドラの顔芸なんかも実に見ごたえがあります。

一方で心情描写においては一般的に、地の文のない漫画では小説に遅れるところがありますが
この巻はアルスラーンと、王子としてはガーデーヴィ、出自を探るものとしてはジャスワント、
この3者の対比が印象的なコマ割りによってドラマティックに表現されており、
荒川先生の漫画力の高さを感じます。

漫画での追加描写としては、アルスラーンとガーデーヴィの差の印象づけ、
またバフマンの最期が原作よりも彩られており
こういうサブキャラが好きな身としては嬉しいところでした。
原作の面白さや方向性を損なわず、荒川先生のカラーも感じられる
コミカライズとして素晴らしいクオリティになっていると思います。
今後も楽しみです。

……ちなみに表紙はキシュワードですが、1コマたりとも出番はありません。残念。

シンドゥラ国の争いに巻き込まれて
危機を迎えるところ

不穏ながら新たな局面に向かっていくのが
まだまだ楽しめそう、おすすめです

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