原発はなぜ危険か―元設計技師の証言 (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | 原発はなぜ危険か―元設計技師の証言 (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 田中 三彦 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004301028 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 環境保護 |
購入者の感想
20年以上前に設計技師により書かれた本です。
福島第一原発4号機の原子炉圧力容器の焼きなまし後歪みが見つかり、設計技師の筆者たちがスーパーコンピュータを使い緻密な計算のもと歪みを矯正します。
その後の筆者、工場、東電、マスコミなどがその事をどのように隠蔽または公表して行ったか、圧力容器の耐久性、また原発の安全基準が本当に安全なように決められていったのかが書かれています。
そして今、危惧されているメルトダウンについての説明もあり、とても20年以上前の本とは思えないような内容です。
福島第一原発4号機の原子炉圧力容器の焼きなまし後歪みが見つかり、設計技師の筆者たちがスーパーコンピュータを使い緻密な計算のもと歪みを矯正します。
その後の筆者、工場、東電、マスコミなどがその事をどのように隠蔽または公表して行ったか、圧力容器の耐久性、また原発の安全基準が本当に安全なように決められていったのかが書かれています。
そして今、危惧されているメルトダウンについての説明もあり、とても20年以上前の本とは思えないような内容です。