行人坂の魔物――みずほ銀行とハゲタカ・ファンドに取り憑いた「呪縛」 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル行人坂の魔物――みずほ銀行とハゲタカ・ファンドに取り憑いた「呪縛」
発売日販売日未定
製作者町田 徹
販売元講談社
JANコード9784062187268
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

発売と同時に一気に読んだ。
みずほ銀行の暴力団融資が問題となっている最中での本書の出版は偶然なのか、必然なのか。本書を読むと、暴力団融資問題と目黒雅所園をめぐる問題の根は同じであることが分かる。日本の金融機関は、ここまで志と節度を失い、収益至上主義に陥っているのか。半沢直樹がブームとなっているのは、こうした現状に警鐘を鳴らしているものと言ってもよいのだろう。

行人坂をめぐる欲望の歴史も興味深かった。建築の際「地鎮祭」によって「土地の神」を鎮める風習があるが、その神は欲に目がくらむ人々に対しては「魔物」となって牙をむくのであろうか。読後、歴史を学びながら東京の街を歩いてみたいと思った。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

行人坂の魔物――みずほ銀行とハゲタカ・ファンドに取り憑いた「呪縛」

アマゾンで購入する
講談社から発売された町田 徹の行人坂の魔物――みずほ銀行とハゲタカ・ファンドに取り憑いた「呪縛」(JAN:9784062187268)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.