俺の妹がこんなに可愛いわけがない 4(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想

自分は原作未読です。
今巻収録の第8話は、放送当時から各方面から「批判や疑問」の意見が寄せられた回でも有ります。
「オリジナル回が許されるのか？」と言う問題を、この作品自体で問い掛けるかの様な作りです。

しかも、内容自体が自虐的な台詞が感じられるだけで無く。桐乃を倒れさせた為に今迄の「京介が振り
回されつつも桐乃を助ける」と言う過程と結果に対して、共感を感じ難くさせても居る様な気がします。
桐乃自身も原作者で中学生でオタクで有ると言う点を上げても、少々痛い行動や発言をさせ過ぎている
気もします。

挙句、知らぬ事とは言え最後には「大体自分の要求が通って居る」事を、さも当然の様な態度まで
取らせるのは、少しやり過ぎだったのではないでしょうか？今回は見る人を選ぶ巻だと感じました。

今巻は、コメンタリー風特典映像が非常に秀逸な作りだったと思います。
7話は今迄劇中でチラリとしか出て来なかった、メルルのキャラクター達。
8話は父・大介と沙織の珍しい組み合わせです。
こめっとくんの本性と父親の親バカぶりを思う存分楽しめると思います。
むしろ、こちらが本編と言って良いかもしれませんね。