キャロル スペシャル・エディション [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | キャロル スペシャル・エディション [Blu-ray] |
発売日 | 2016-08-26 |
監督 | トッド・ヘインズ |
出演 | ケイト・ブランシェット |
販売元 | KADOKAWA / 角川書店 |
JANコード | 4988111150110 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
映画館でこのキャロルをリピートしながら、ずっと考えていました。
何故このオープニングなのだろう、と。駅の排気口の金網が映し出され、
そこからカメラがパーンし人々の雑踏を追う・・・。
それで私なりにわかったのは、そこでカメラが捉えるジャックが、彼の
一挙手一投足が、この作品のキーになっているのだな、ということでした。
彼がテレーズを見つけ声をかけるタイミングが、この作品の
ラストシーンへとつながってゆくのだなと。
キャロルにあの台詞を言わせ、テレーズに考える間を与えないタイミングが。
日本語版が発売になり、メイキング映像が日本語字幕で見られましたが、
スタッフの方々の優秀な仕事ぶりと、
キャロルとテレーズを見事に浮かび上がらせた、
トッド・ヘインズ監督の緻密な演出に、あらためて気付かされます。
ケイトが、(監督賞のノミネートに)トッドが入らないのはおかしいと
言っている映像をネット上で目にしたように思いますが、同伴者に彼を選び、
ルーニーと三人揃ってアカデミー賞の授賞式に出席されたのが、
今更ながら素敵なエピソードに思えます。
何故このオープニングなのだろう、と。駅の排気口の金網が映し出され、
そこからカメラがパーンし人々の雑踏を追う・・・。
それで私なりにわかったのは、そこでカメラが捉えるジャックが、彼の
一挙手一投足が、この作品のキーになっているのだな、ということでした。
彼がテレーズを見つけ声をかけるタイミングが、この作品の
ラストシーンへとつながってゆくのだなと。
キャロルにあの台詞を言わせ、テレーズに考える間を与えないタイミングが。
日本語版が発売になり、メイキング映像が日本語字幕で見られましたが、
スタッフの方々の優秀な仕事ぶりと、
キャロルとテレーズを見事に浮かび上がらせた、
トッド・ヘインズ監督の緻密な演出に、あらためて気付かされます。
ケイトが、(監督賞のノミネートに)トッドが入らないのはおかしいと
言っている映像をネット上で目にしたように思いますが、同伴者に彼を選び、
ルーニーと三人揃ってアカデミー賞の授賞式に出席されたのが、
今更ながら素敵なエピソードに思えます。