魔法少女育成計画 JOKERS (このライトノベルがすごい! 文庫) の感想

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参照データ

タイトル魔法少女育成計画 JOKERS (このライトノベルがすごい! 文庫)
発売日販売日未定
製作者遠藤 浅蜊
販売元宝島社
JANコード9784800230706
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

シリーズ第4弾。
今回は地下の研究施設を舞台に、魔法少女16人が命がけの戦いを繰り広げます。
さらに16人の戦いの裏で、プフレやシャドウゲール、フレデリカといった今までのシリーズで登場した魔法少女たちが暗躍し、登場人物の総数はシリーズ最多。
ラピス・ラズリーヌ師弟の登場や、魔王塾(ちなみにこの組織はweb上で公開されている掌編に登場します)卒業生の参戦、そしてなにより第一作の主人公スノーホワイト参戦!
(そういうわけで、本作は今までのシリーズを読んでから手に取られた方が楽しめると思います)
マルイノ氏の登場人物イラストが本当に美麗です。
プリンセス・テンペストとアンブレン超かわいかった……。
第一印象でこの子ら絶対生き残って欲しいと願いました。
魔法少女育成計画シリーズを読み進めるうえで一番たのしい瞬間です。

で、読み進めると。
登場人物が出そろい、それぞれの目的が明らかになり、ふむふむなるほどなるほどなあ。
さらに読み進めます。
え……!?
絶望。
その二文字につきました。
今までのシリーズでも凄惨な殺し合いがありましたが、今回の殺し合いはちょっと、なんていうか。
絶望。
その二文字につきました。
もうね、ちょっと楽しい感じの序盤はなんだったんだってくらい絶望でした。

それでページ数も多いです。
460ページもあります。
上下に分けていたのを一冊にまとめたのだそうですが、長いし。
絶望的な展開も相まって、めっちゃ読むのがしんどかったです。

そしてラスト……ああ。
なんかすっきりしない!!
今作の中で消化しきれない伏線がたくさんある感じでした。

きっと続刊への布石なのでしょう。
本書だけでの満足度は☆3くらいが妥当かなって感じでしたが、次回への期待を込めて、☆4つにさせていただきます。

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