そのサラダ油が脳と体を壊してる (百年賢脳・健康法) の感想

本書には体に良いとされていたリノール酸の過剰摂取がアトピーなどのアレルギー、成人病、ガン、うつ、など現代病を起こしている。さらに、熱したリノール酸（サラダ油やパーム油の主成分）はヒドロキシノネナールという神経毒を発生、アルツハイマーを引き起こす。このような事実がほぼ全ページのイラスト付きで解りやすく解説されている。いかにもヘルシーなネーミングの”サラダ油”が実は毒だったのだ。

対処法はシンプルで「サラダ油やパーム油を摂らないこと。」代替の正しい油の使い方も丁寧に解説されているので、それだけで各種の病気予防ができ、健康を取り戻せる。全ての人が実施すれば国民医療費も簡単に抑えられる。

油の害以外にも電磁波の健康への悪影響も記されている。子どもや妊婦は特に注意する必要がよく理解できる。

本書で害が指摘されているサラダ油、パーム油（外食）、電磁波（スマホ、IH調理器）を食べたり使わない日はないだろう。その害がこれだけ明確に解明されているのに、マスコミは一切報じない。サラダ油メーカーなどスポンサーの不利益は報じないからだ。本書を読むことの価値はここにある。