徹底攻略LPI問題集Level3[303/304]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略) の感想
参照データ
タイトル | 徹底攻略LPI問題集Level3[303/304]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 金沢 泳義 |
販売元 | インプレスジャパン |
JANコード | 9784844331582 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コンピュータ・IT |
購入者の感想
紹介されているコマンドについては自身でmanを確認することをお勧めします。第1章 第1問の解説、見開き1ページ目(P.1617)だけで3つも誤りを見つけました。著者、監修者の理解レベルを疑ってしまいます。技術書としては星1つ、試験対策本としては星3つ。よってトータル星2つ。
誤り1:
opensslの主なサブコマンドの解説:
req X.509形式の証明書要求(CSR)を管理
-> Certificate signing request (CSR) の管理だけでなく、自己署名の電子証明書 (self signed certificate) の作成にも利用します。P.18 の解説例に出てくるコマンド "$ openssl req -days 365 -key privkey.pem -new -out cacert.pem -x509" はまさに後者、self-signed certificate の作成を行っています。
参考 $ man req
DESCRIPTION
The req command primarily creates and processes certificate requests in PKCS#10 format. It can additionally create self signed certificates for use as root CAs for example.
誤り2:
openssl genrsa のオプション解説:
暗号化方法 暗号化方法を指定。-des、-des3、-idea のいずれかを選択。選択が無い場合は、RSA形式で暗号化される。
-> 暗号化方法の指定が無い場合は、秘密鍵は暗号化されません。このオプションは、生成された秘密鍵を保護するためにあり、鍵がRSAで暗号化されることはありません。
参考 $ man genrsa
-des|-des3|-idea
These options encrypt the private key with the DES, triple DES, or the
誤り1:
opensslの主なサブコマンドの解説:
req X.509形式の証明書要求(CSR)を管理
-> Certificate signing request (CSR) の管理だけでなく、自己署名の電子証明書 (self signed certificate) の作成にも利用します。P.18 の解説例に出てくるコマンド "$ openssl req -days 365 -key privkey.pem -new -out cacert.pem -x509" はまさに後者、self-signed certificate の作成を行っています。
参考 $ man req
DESCRIPTION
The req command primarily creates and processes certificate requests in PKCS#10 format. It can additionally create self signed certificates for use as root CAs for example.
誤り2:
openssl genrsa のオプション解説:
暗号化方法 暗号化方法を指定。-des、-des3、-idea のいずれかを選択。選択が無い場合は、RSA形式で暗号化される。
-> 暗号化方法の指定が無い場合は、秘密鍵は暗号化されません。このオプションは、生成された秘密鍵を保護するためにあり、鍵がRSAで暗号化されることはありません。
参考 $ man genrsa
-des|-des3|-idea
These options encrypt the private key with the DES, triple DES, or the
2008年に取得したLPIC-3の更新のため、
このテキストを使って、「LPI 303 Security Exam」を受験しました。
結果は、770/800で合格です。
巻末の総仕上げ問題から類似問題が多数出ていました。
このテキストのみで確実に合格できます。
Web問題集でも合格できると思いますが、こちらは詳しい解説がありますのでお勧めです。
このテキストを使って、「LPI 303 Security Exam」を受験しました。
結果は、770/800で合格です。
巻末の総仕上げ問題から類似問題が多数出ていました。
このテキストのみで確実に合格できます。
Web問題集でも合格できると思いますが、こちらは詳しい解説がありますのでお勧めです。