幸せな職場のつくり方 の感想
参照データ
タイトル | 幸せな職場のつくり方 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 坂本光司 |
販売元 | ラグーナ出版 |
JANコード | 9784904380307 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業動向 |
購入者の感想
この本で紹介されているいくつかは、知っています。しかし、こんなに多く、障がい者が活き活きと働いている会社があることには勇気づけられました。平成25年版障害者白書」の推計では、日本の障害者は身体障害者366.3万人、知的障害者54.7万人、精神障害者320.1万人になっています。その中で、実際働けている障がい者の人数は44万人といった状況です。つまり、日本では、約100人に6人が何らかの障がいを持っているにも関わらず。その大半が働くことができていません。障がい者の方が社会で働くことには、複数のメリットがあります。障がい者の方自身は働くことにより喜びを得ることができます。一緒に働いている人もやさしい心を育むことになります。社会全体としては、国の財政が厳しい中、社会保証費も軽減されます。つまり、三方良しです。この本は、様々な業種業態における障がい者が働いている実際の実例を示しています。障がい者雇用をしたいと思っていても、どうしたらいいのか?わからない人には、多くのヒントが得られる本です。また、読み進める内に、やさしい気持ちにしてくれます。ラグーナ出版は、坂本先生の日本でいちばん大切な会社の中でも紹介された精神医が作った会社だと思いますが、そうした出版社だからこそ、こうした本が出せるのだと思います。日本の障がい者の雇用率の低さを考えると、企業で働くすべての人が目を通すべき必読書だと思います。