双星の陰陽師 7 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトル双星の陰陽師 7 (ジャンプコミックス)
発売日2016-01-04
製作者助野 嘉昭
販売元集英社
JANコード9784088805917
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

前巻で、その身に宿っている守護者の正体が、大陰陽師・安倍清明であることが判明したろくろ。
確かに今までの穢れたちも何回も『せーーめーー!!』って叫んでたんでそこはお約束の展開。だったはずなのですが。
今巻ではそこについての更なる謎について言及され、果たしてその事実が正しいものなのかどうなのか?そこについても、まだまだ尾を引きそうな感じ。

そして、それに伴って婆沙羅との戦闘も激化していくことに。
前巻の予告でも登場していた二人の新たな婆沙羅。
早速彼らと、とある理由により馳せ参じた士門との激闘が描かれる。

迫力のある中にも、きっちり技の理屈や仕組みが組み込まれる流れには非常に説得力があり見ごたえもある。
なにより、作画の実力が半端無いので途中で飽きることがない。
婆沙羅を前に怒髪天の士門が発動した天翔顕符の臨場感が半端無い!

確か貧乏神が!のときからデジタル処理してるらしいので、その技術の恩恵なんでしょうが、士門の操る羽根のピントのぼかし具合が凄い立体感を生み出していて、まるで3Dの様。
今後も、こんな迫力あるバトルを見られるのかー。と期待せずには居られない。

一方、今後の展開に向けて若干の不安も少々。
まず、今巻の中だけでも結構な量の新情報が噴出。
上記のろくろの守護者の正体についてもそうですが、そのほかにも明確な序列が存在し、少なくとも10名以上は確認されているらしい婆沙羅。
さらに、前巻で士門が清弦に渡した符(?)の謎など。
単純計算、婆沙羅一人に1巻をまるっと使うとしても10巻以上。
他にも悠斗との問題も有るし、既に番外編で顔見せの済んでいる十二天将も居るわけで、これだけで考えても少なくとも20巻後半くらいまでの尺はあるなーという印象。

週刊連載ならまぁまぁ普通の情報量なんだけど、月刊だしな。
今後、様々な伏線や登場人物活躍場面の回収でダレたりしなければいいけど。という思いも若干。

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