SOUL CATCHER(S) 5 (ジャンプコミックス) の感想

指揮者の座を賭けたフェス完走、アンサンブルコンテストの地方遠征、
野球部センバツ応援、お花見、卒業生との指揮者シャッフル演奏対決などなど。
ここになんと年越しも挟んで年度の終わりまでイベントづくしですが、
いったん立ち止まってのゆる~い日常回もあり、読めば給水ポイント的に心潤う一冊です。

（例えではなくわりと見たまま）牙を剥く弦野・音羽など、
熾烈なキャラが更に燃え上がっていると、なんだかページをめくる指先まで熱を帯びるような気がします。
そうしてどんどん読まされてめくっていると、不意打ちで、見開きに手が止まってしまう。

好きなシーンや見どころは読み手によって十色でしょうが、
ああそうか今ソウルキャッチャーズ読んでるんだなあ、と自分はそこで改めて実感しました。
ここまで描いた先生だから描けるもの、それに尽きますね。

本誌では楽器解説＆プレゼント企画なども毎週あるので、単行本派の方もこの機にいかがでしょうか。
解説ページでは描き下ろしミニキャラ乱れ撃ち、表紙カバーではキリッと全員集合、二倍美味しいですよ…！