魔法少女たると☆マギカ The Legend of "Jeanne d' Arc" (5) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 魔法少女たると☆マギカ The Legend of "Jeanne d' Arc" (5) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) |
発売日 | 2017-04-12 |
製作者 | 原案:Magica Quartet |
販売元 | 芳文社 |
JANコード | 9784832248236 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
前作のほむらリベンジと合わせると創刊時からずっと連載されていましたが、
きららマギカの不定期刊行化に合わせる形で本作も終了となりました。
全21話ということで本巻では5話収録と、これまでよりもボリュームがあります。
前巻が嫌な流れで終わってましたが、その流れのまま途中まで事態がどんどん悪化していきます。
その絶望の淵から立ち上がるシーンは、本作で一番の名シーンだったように思えました。
史実だと捕らえられた後救出されずにそのまま処刑されたようですが、本作では異なっていました。
プロローグのこともありますし、元ネタ的にラスボスを倒してきれいにハッピーエンドとすれば
ジャンヌ・ダルクの話としては全てが台無しになってしまうため、どう収拾をつけるのかと不安もありましたが、
わりとうまいことまとめることが出来たように思います。
それ以上に、正直なところ敵キャラとしても相手方の魔法少女にずっと魅力を感じられませんでしたが、
この展開にも関わる最後のあがきでようやく輝いたように感じました。
最期のシーンで「彼女」らしいのがいましたが、彼女の出番はその1コマだけで良かったように思います。
連載開始当初こそ円環の理に導かれるシーンがあればと思ってましたが、
ラスボス戦後の内容から、安易な救いのシーンを見せるよりもこのくらいな方が余韻に浸れるように思えました。
そのため、ラストの見開きにも彼女がデカデカと、そしてはっきりといましたが、正直これは蛇足だったように感じました。
直前に終わった前作のほむらリベンジが酷い出来だったので当初全く期待はしていなかったのですが、
タルトが聖女の名にふさわしくなっていくにつれ尻上がりに面白くなっていった作品だったと思います。
同時掲載されていた、同じくシリアス路線でも魔獣編やおりことは異なり、
本作の後半で特に見られた燃える展開があったりと、まどマギのスピンアウトとしては珍しく良くも悪くも王道路線な作品でした。
きららマギカの不定期刊行化に合わせる形で本作も終了となりました。
全21話ということで本巻では5話収録と、これまでよりもボリュームがあります。
前巻が嫌な流れで終わってましたが、その流れのまま途中まで事態がどんどん悪化していきます。
その絶望の淵から立ち上がるシーンは、本作で一番の名シーンだったように思えました。
史実だと捕らえられた後救出されずにそのまま処刑されたようですが、本作では異なっていました。
プロローグのこともありますし、元ネタ的にラスボスを倒してきれいにハッピーエンドとすれば
ジャンヌ・ダルクの話としては全てが台無しになってしまうため、どう収拾をつけるのかと不安もありましたが、
わりとうまいことまとめることが出来たように思います。
それ以上に、正直なところ敵キャラとしても相手方の魔法少女にずっと魅力を感じられませんでしたが、
この展開にも関わる最後のあがきでようやく輝いたように感じました。
最期のシーンで「彼女」らしいのがいましたが、彼女の出番はその1コマだけで良かったように思います。
連載開始当初こそ円環の理に導かれるシーンがあればと思ってましたが、
ラスボス戦後の内容から、安易な救いのシーンを見せるよりもこのくらいな方が余韻に浸れるように思えました。
そのため、ラストの見開きにも彼女がデカデカと、そしてはっきりといましたが、正直これは蛇足だったように感じました。
直前に終わった前作のほむらリベンジが酷い出来だったので当初全く期待はしていなかったのですが、
タルトが聖女の名にふさわしくなっていくにつれ尻上がりに面白くなっていった作品だったと思います。
同時掲載されていた、同じくシリアス路線でも魔獣編やおりことは異なり、
本作の後半で特に見られた燃える展開があったりと、まどマギのスピンアウトとしては珍しく良くも悪くも王道路線な作品でした。