僕は友達が少ない 7 DVD付き特装版 (MF文庫J) の感想

本編のレビューは通常版に譲るとして、付録ＤＶＤについて記してみる。

【収録内容】
・第０話：闇鍋は美少女が残念な匂い（；’∀｀）
・特装版限定映像：僕は友達が少ない ぷれりゅーど

第０話が９分弱、限定映像は２分ちょっと。ＤＶＤの内容はこれだけである。限定映像のほうに『ぷれりゅーど』とあるが、第０話の方こそまさしくプレリュード的な内容であり、（もしかしたらライトノベル史上に残る（？）かもしれないが）原作第１巻冒頭の、あの名（迷）場面を映像化した感じになっている。限定映像はオマケと言っても良さそうなＰＶ的内容である。

声優陣は前巻（特装版）のドラマＣＤと同じ。なので、賛否の分かれた小鳩も同じ。これは声優さんの問題ではなく、敢えてわざとらしい演技としての「レイシス」という演出なのであろう。なので原作が持つイメージ（と言っても読み手が個々に抱くイメージとも言えるが）とは別物と捉えるしかあるまい。

映像的には原作再現率が高いというか、挿絵（絵師さん）の雰囲気を上手く踏襲していると思う。作画としてはほぼ問題ないと思われるので、この作品がアニメでもヒットするか否かはストーリー展開次第と言えるかもしれない。

最近特に増えてきたアニメDVD付きのこの手の商品は大体3500〜3980位に対して、この本は2980円と良心的でリーズナブルだと思っていました……えぇ、昨日マデハネ…。肝心のDVDの収録時間がたったの11分……しかもその内2分はTVアニメのPVで本編は驚きの8分56秒、そんで内容は…原作のプロローグを淡々とアニメにした印象で顔のアップはともかく全身の引きになると作画があんま良くないし、ゲロ吐くとこは……ゲロっつか、紫色の何かを吐いてる印象でした。なーんか、本編、PV見て感じたのは、星奈の胸がやたら揺れてたなぁ位しか残ってません。キャッチコピー通り残念な出来ですね、としか言えません。あと何故か巻き戻し出来ない仕様なのは何で?嫌がらせ?