涼宮ハルヒの憂鬱 (13) (角川コミックス・エース 115-15) の感想

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参照データ

タイトル涼宮ハルヒの憂鬱 (13) (角川コミックス・エース 115-15)
発売日販売日未定
製作者ツガノ ガク
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784047156562
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

13巻目、3本のお話が収録されています。

1本目は前巻の続きで、『涼宮ハルヒの憤慨』に収録されている『編集長★一直線!』です。
原作通り、文芸部の会誌を書くことになってしまったお話ですが、ストーリー展開以上に、あれをどうやってコミカライズするのか興味がありました。
特に、長門の『幻想ホラー』は、涼宮ハルヒでなくとも、どう解釈してよいのか分からない不思議な作品でしたから、これを料理してくれるのかと。

読んでみた感想ですが、簡単に表すなら「妥当」、少々、悪く言えば「可もなく不可もなく」です。
このシリーズは、個々のお話が比較的原作に忠実なため、読んでいても「原作のおさらい」的な印象を受けますが、そういう意味では、これらの登場人物が書いたとされる作品の画像化も、可もなく不可もなくという「おさらい的」な解釈だと考えられます。
自分の解釈とツガノガク流の解釈との違いを楽しむのが正しいスタイルと言えます。

2本目は『毒々ハウスへようこそ』というお話。
『編集長★一直線!』の後日談のようなお話ですが、まさかのミヨキチ登場です。
原作との違いや時系列の補正など、細かい部分を色々と補完する内容になっていますが、それよりも「涼宮、キョン、谷口、ミヨキチ」という組み合わせが斬新です。
メインとなるミヨキチの姿は、大人びた子供であれば、もう少し落ち着いた服装の方が現実味があるのではないかと思っていた私の想像とは違っていますが、こういう解釈もありなんでしょう。
性格も、明るい不思議ちゃん系のようですが「ああ、なるほど、あなたはそう解釈しましたか」という感じです。

3本目から『涼宮ハルヒの陰謀』が始まります。
これについては、次巻に感想を繰り越しても問題がないでしょう。
「そういえば、ハルヒは赤鬼に優しくするようにしているんだな」という事を再確認できます。

ところで、相変らず画質が『安定』しない絵柄ですが、向上や下降などの方向性すら図りかねるのは、ちょっとしたミステリーです。

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