緋弾のアリア 12狼狗に降る雪 (MF文庫J) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル緋弾のアリア 12狼狗に降る雪 (MF文庫J)
発売日2012-05-22
製作者赤松 中学
販売元KADOKAWA/メディアファクトリー
JANコード9784040666044
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

「一般人になる」と言う夢を叶えたキンジ。しかし生活音が銃器の使用音に聞こえる。後ろに立っただけの人間を殴りそうになる。仲良くしてくれる女子と距離を置いてしまう等、一般人が行う日常生活を満足に過ごせない所為で銃撃戦飛び交う危険地に戻りたくなる衝動に加え、そんな彼を止めるどころか、それを後押しする連中ばかりで彼の事を何も分かってない。
中学時代女子にヒステリアモードを利用されたのが原因で女子にトラウマ植え付けられたと同時にヒステリアを制御する努力を放棄してしまった彼は武偵辞めた方が正解。このままでは肝心な時にヒステリア発動せず、早死にする。
そういう意味では今回登場した中学時代キンジをこき使った女子・鏡高菊代はまったく反省してない。自分の欲望を優先して「何故キンジがドロップアウトしたのか」その理由を追及しない彼女はまったく反省してないバカ女。特に彼がヒステリア発動知ってて断れないのを自覚しながらなのが余計ダメ。
他の連中も幼少から父親に銃の運び屋やらされる、兄に戦闘技術ばかりで一般人らしい事やらせてもらってない、祖父はヒステリアや戦闘ばかりの脳筋。何も分かってない。
レキも「狼は狗になれない」等キンジが一般人になりたい夢をホントはまるで理解してない。それは人の殺し方しか知らない少年兵がこれから他の生き方しようにも銃の撃ち方しか知らず途方に暮れてる子供を放置してる事で彼女は決して心から応援してない。一応6巻でキンジの心情を聞いてる筈なのに。
その所為で自分(ヒステリアでない通常時の)に惚れた女子・望月萌と距離を置いてしまう。彼女がキンジを一般人にするための希望だったのに彼女の恋心を理解できない所為でキンジが距離を取ってしまった。レキも彼女を恋敵と認識するならキンジを一般人にする努力を協力すべき。
唯一の救いは戦闘時のキンジを不良三人とクラスのみんなが受け入れてくれた事。彼らともう少し仲良くなれば一般人になれた。
それを考えれば極東戦役での敵対勢力や人間関係を片付けてからでも遅くないと思う。「鏡高組」のクーデターはどう考えてもキンジでも菊代の所為じゃないだろう。キンジが責任感じる必要はない。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

緋弾のアリア 12狼狗に降る雪 (MF文庫J)

アマゾンで購入する
KADOKAWA/メディアファクトリーから発売された赤松 中学の緋弾のアリア 12狼狗に降る雪 (MF文庫J)(JAN:9784040666044)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.