感情を整える片づけ の感想

部屋が汚いからイライラするのか、
イライラと乱れた気持ちだから部屋も汚くなるのか…

どっちも正解、ということが
とても納得できました。
部屋という「環境」と自分の無意識が
つながっていて気持ちにまで影響してると。

人間の脳は自分に関係ない情報は
無意識にカットして意識しないように
できている、と脳科学の本で読んだことがあります。
でも、無意識はばっちりその情報を
キャッチしていて、
多すぎるモノ、無秩序な空間に
感情を乱されまくっているわけですね…

もう何というか……思い当たりすぎて
言葉もありませんでした。

片づけのノウハウが一通り終わったところで、
最後に「感情を整える10の習慣」で
日々の悩み、不安、怒りなどなどから
自分を遠ざけてまさしく平常心になれる
超スーパーな思考を教えてくれています。

この本を読んだ前後で人生がまるっと
変わります、本当に。
種市先生、ありがとうございます。
この本で教えてもらった思考法、
一生大切にします。

「本っ当、こんな本が欲しかったんだよね〜!!」という本でした。
著者のブログから跳んだ心屋氏のブログで、この本のことが紹介されていて、
【自分のいる場所を 快適なパワースポットにしようということかな(ざっくり】
と書かれていました。心屋さんのファンでもアンチでもないわたしですが、これには激しく同意してしまいました。本っ当〜に!! わたしもそう思います☆

で、わたしはパワースポットにしたかったんです。自分の部屋を。自分にとっての。
それには風水だと前々から思ってて。でも巷で目にする情報は、何色のアイテムをどの方角に置いてとかだし、言う人によってもマチマチで、それによって自分の「今の住まい」がいい感じの住空間になる氣もしなくて、試しにちょっとやってみても疲れてしまうだけだった。打開策として、本格的に学ぶか？って言ったら風水師になりたいわけじゃないから違うなと。
どこかにちゃんと住空間をパワースポットにする風水情報、ないかなーって思ってた。風水師に頼んで一発クリア、そんなガッツリじゃなくたって、日常を自分で整えていく、ふつぅ〜のこととしての「ルール」とかコツみたいなのがあるはずだよねって思っていたんです。プロの料理人と家庭料理人の主婦みたいな対比で 。 わたしは家庭料理をもっとおいしくしたい！っていう感じだったんですよね、なんでまずいんだ？みたいな。もちろん料理じゃなくて片付けの話です。
まぁとにかく、住空間を「今よりも」良い氣の流れに整えたい。そんな意識だったんです。

読んでみると、場が感情にどれだけ影響するのか、とても分かりやすく書いて下さってます。
そしてページを進めていくと、いつも自分のしている片付け行為が、これまでとは違った「新たな意味」を吹き込まれて、なんだか片付けてる記憶の中のわたしが、新鮮な仕事をしているような、生き返っていくのを見ているような、片付けの過去が修正されていくような心持ちでした。

片付けって、目的のための

環境と感情の繋がりを深く理解出来る本です。
片付けたいけど、どうやったら片付けられるか分からない、やる気が出ない、私は汚い部屋が落ち着くから片付けなくてもいい！って思う方に必見です。著者の種市さんの優しい中にもズバッと確信をついている文章が印象的でした。
もっと早く出会いたかった本です！