家事は神さまからの贈り物 の感想

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辛い時こそ散らかる部屋から毎日15分の神事で永遠にサヨナラできる本

部屋やキッチンが荒れていく時って・・
本当に時間がないから
本当に病気で動けないから
本当に赤ちゃんの世話で目が離せないから
本当に家族が散らかすから
だって本当に、、、なんだもん。
だから、部屋が汚くなるー！！
そんな事、生きてたら誰だってあるじゃないですか。
だから、私は感動しました！！

『家事は神様からの贈り物』
素晴らしいタイトルです。
けれどこの表紙だけでは、申し訳ないのですがこの本の本当の素晴らしさは分かりませんでした。

断捨離、トキメキ、ミニマリスト、片付けブームに乗って、乱読。
どの本からもテクニックや片付けの精神論が学べました。
その後に頂いた本で、別に家事が得意でなくてもハードルだけは上がってました。

こんなに裏切られた気持ちになったのは久しぶりです、いい意味で。

伝えたい良いポイントはたくさんありすぎるのですが、一つだけご紹介させてください。

15分です。

この本を読めば毎日15分の家事で大掃除すらいりません。
なぜ、それが編み出されたか？

著者の新見さんが天疱瘡という難病に40歳の時になったからこそ編み出された、神事としての家事方法だからです。

子供は5歳と8歳と子育て真っ最中の時の病。
子供がいるから即入院出来ない経験は、私自身がシングルマザーになった直後の事故で経験しており、状態は違いますが気持ちは痛いほど分かります。

天疱瘡で口の中、体全身が爛れて、治療法は大量のステロイド投与と血漿交換、血を抜いて入れる治療法。
激痛で全身が針山で覆われてる痛みが24時間続き、一時は失明するとまで言われそうです。

もう天に召されると思った時に、息子さんからこう言われたそうです。
「ずっと寝ててもいいから死なないでね」