ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈5〉冥門編 の感想
参照データ
タイトル | ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈5〉冥門編 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 柳内 たくみ |
販売元 | アルファポリス |
JANコード | 9784434162381 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
第4巻のあとがきに記載のあるのですが、本編は第4巻で終了する予定だったところを、最終巻の前の三分の二を第4巻に入れて、後ろ三分の一を第5巻に入れたとのことです。
第3巻では壮大に広がり続ける気配があったのですが、門をめぐる騒動の収集という所でうまく落ち着けたなという印象です。その代わり、第3巻までは主人公たちを中心とした話の展開をしていたところが、第4巻からは完結に向けての動きと共に主人公経ちの存在感が無くなってしまっていて、個々のキャラクターの深堀りが不十分なまま物語が終わってしまいました。
門が閉じてからの後日談については外伝で続くようですので、キャラクターの深堀りはそちらにお任せということかもしれません。
物語以外にも、あるべき軍隊論、マスコミ批判、政治観等、まぜこぜの主張が展開されつづけていたのですが、どれも中途半端なところで終わってしまい、どうせならそういった主張はもう少し押さえて自衛隊ファンタジーに徹していた方が良いように思いました。
全体的に勢いがあって読ませる作品だっただけに少し残念です。
第3巻では壮大に広がり続ける気配があったのですが、門をめぐる騒動の収集という所でうまく落ち着けたなという印象です。その代わり、第3巻までは主人公たちを中心とした話の展開をしていたところが、第4巻からは完結に向けての動きと共に主人公経ちの存在感が無くなってしまっていて、個々のキャラクターの深堀りが不十分なまま物語が終わってしまいました。
門が閉じてからの後日談については外伝で続くようですので、キャラクターの深堀りはそちらにお任せということかもしれません。
物語以外にも、あるべき軍隊論、マスコミ批判、政治観等、まぜこぜの主張が展開されつづけていたのですが、どれも中途半端なところで終わってしまい、どうせならそういった主張はもう少し押さえて自衛隊ファンタジーに徹していた方が良いように思いました。
全体的に勢いがあって読ませる作品だっただけに少し残念です。