冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム(5) (ビッグガンガンコミックス) の感想

　今回は詩羽の第２作「純情ヘクトパスカル」にアニメ化の話が来て、それに向け努力する話。
　イラストレーターに加えてまた一人、アニメ関係のオリキャラが登場する。この作品は本当に必要なキャラしか加えず、しかもそれによってストーリーを補いより自由な発想で原作キャラたちの魅力を届けてくれるので素直に受け入れると楽しめるだろう。
　話に関しては、アニメの裏事情など深いところまでは書かれなかったが、アニメ化に乗り気ではない詩羽をイラストレーターと２人で結託して動かそうとする展開は熱いしワクワクできてとても良かった。
　あと特筆すべきこととして、この漫画の読者が求めているであろう詩羽のデレやちょいエロも今回はよりパワーアップしていた。個人的にはエロが多いと少し引いてしまうが、客観的には需要がわかってるということで評価できる。いやーエロいっす。表紙と帯の煽りもすごい。
　Amazonのレビューが付くことで少しでも売上が伸びて、この作品を長く読めたらと思い書いた。まだ買っていない方は興味さえあればきっと楽しめるだろう巻なのでぜひポチってみてほしい。