ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ (文春新書) の感想
参照データ
タイトル | ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ (文春新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 青柳 いづみこ |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784166606221 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門 |
購入者の感想
「のだめカンタービレ」「ピアノの森」「神童」などの
音楽もののマンガのエピソードを
ピアニストで大阪音楽大学の教授でもある著者が
読み解いています。
「『のだめカンタービレ』は「開けゴマ」の呪文」という
小見出しもあり、メインに取り上げられているのは
「のだめ」です。
ピアノは、女の子の習い事としては一般的なので
「弾ける」と言うのは躊躇するレベルでも、
多少は弾いたことがある人は多いです。
けれど「のだめ」に出てくるようなコンクールや演奏会となると
ほとんどの人にとっては縁遠いもの。
それらについて、著者はさくさく紹介しています。
驚いたのは、第二次世界大戦前までは必ずしも
「楽譜に忠実に弾け」というスタイルが絶対ではなかったこと。
19世紀までさかのぼると、楽譜のまま弾かないのが主流だったとか。
ほかにも、留学事情や入試のお話、
コンサートで受けるプログラムの章などは
「のだめ」の解説にもなっていて興味深かったです。
ただ「のだめ」を読んだことも見たこともないという人には
「のだめ」話が多すぎて、いまひとつわかりにくいかもしれません。
音楽もののマンガのエピソードを
ピアニストで大阪音楽大学の教授でもある著者が
読み解いています。
「『のだめカンタービレ』は「開けゴマ」の呪文」という
小見出しもあり、メインに取り上げられているのは
「のだめ」です。
ピアノは、女の子の習い事としては一般的なので
「弾ける」と言うのは躊躇するレベルでも、
多少は弾いたことがある人は多いです。
けれど「のだめ」に出てくるようなコンクールや演奏会となると
ほとんどの人にとっては縁遠いもの。
それらについて、著者はさくさく紹介しています。
驚いたのは、第二次世界大戦前までは必ずしも
「楽譜に忠実に弾け」というスタイルが絶対ではなかったこと。
19世紀までさかのぼると、楽譜のまま弾かないのが主流だったとか。
ほかにも、留学事情や入試のお話、
コンサートで受けるプログラムの章などは
「のだめ」の解説にもなっていて興味深かったです。
ただ「のだめ」を読んだことも見たこともないという人には
「のだめ」話が多すぎて、いまひとつわかりにくいかもしれません。